EXECUTIVE BLOG
2020.3.24
高光産業株式会社 妹尾八郎です。
昨日からの続きです
昨日までは 弊社のお客様が トヨタかんばん方式を取り入れることで
それが 地方の物流会社にまで影響が及ぶことの話でした。
本来であれば 直営の物流子会社ではなく 受託業務ですので
積極的に協力をする必要もない立場でしたし
悪意を持ってすれば かんばん方式推進に対して 足を引っ張ることも
可能でした。
しかし
ここのブログでも何度も書いてますが
時代の波に抗うことは出来ないのです
徳川幕府が明治政府にのまれてしまったように
また ITの波に対して抗うことが出来ないように
このかんばん方式と言う 改革の波に対抗しても
いずれば その波に飲み込まれてしまう。
多少抵抗しても 飲み込まれる時間が多少遅れるだけの事だと
その時は強く感じ
それならば 自らそこへ向かって行こうと決めたのでした。
ご承知の通り かんばん方式導入まではかなりの痛みを伴います
今までのやり方を真っ向から否定されることから始まるのです
これには 現場担当や配送担当も大変な仕事が増えて行ったのです。
詳細は書けませんが 伝票一枚の管理の仕方に始まり 倉庫内の商品の
整列の仕方も 今までのやり方とは違うので 現場は大混乱をきたすのです。
しかし 私たちは これを押し付けられたこととして 業務をするのではなく
積極的に この仕組みを学ぶことにしたのです。
一流企業の 一流の仕組みを まさに現場で学べるなんて なんて幸運な事かと
思うようにしたのです
その結果 この会社が在庫ゼロにになり 我が社を必要としないようになり
例えそこで 売り上げが無くなっても このノウハウは残るのでした。
これを一年間 みっちり指導を受けながら お得意様の合理化につながる
協力を行うことで
一年後に 予想したとおり 在庫は無くなり 契約も終了となるのです。
普通であれば これでは 何のために協力をしたのか? と思うでしょうが
先ほど書いたように 我々は この一年間無償で このノウハウを学ぶことが出来たのです
次は これを活かす番ですね
そこで
次からは 常識ではありえない営業を行う事になるのですが
その営業方法とは??
明日に続く。