EXECUTIVE BLOG
2020.5.27
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです
昨日までは
初めての特許取得までの話から
アイデアは突然舞い降りると言う話に展開していきました。
昨日の話は 車の中で 運送会社の差別化なんかなかなか出来ない事の話から
何とか 差別化していかなければ生き残りは困難だと言うことを
同乗者と話をしているうちに
どうすれば差別化が可能だろうかと 考えている最中に
昨今のコロナ騒動の話を思い出し
アフターコロナでは 色々生活習慣が変わるだろうと言う事で
人々のウィルスに対する意識が非常に高まって来るだろうと考えたのです。
そこで思い出したのは
私の会社は 昨年 除菌に関する特許を2個ほど取得しており
これは 水に電気を通すことで 除菌が出来る水を創り出すことが出来る特許で
従来であれば テーブルほどの大きさの部品が必要であったものを
弊社でそれを超小型化することに成功し この製造方法に関する特許を取得したのでした。
この時は 運送の事などまったく意識がなく
この製造方法を ある電機メーカーと組ませて頂くことで 飲食店や病院 介護施設やホテル向けに
除菌用としての製品化することが決まっていたのです。
これを思い出し
もし これをトラックの荷台に装着することが出来れば
食品などを配送する間に 除菌をすることができ
トラックには 「ただいま除菌配送中」 などのステッカーを貼っていれば
人の目にも付き
もし これが 特定のコンビニ向け配送車であったり パンメーカーの配送車であったりすれば 消費者は それを目にすることで
そのサービスを行っている コンビニを選んで行くことになったり そのパンメーカーの
商品を選んで買うようになるのではと考えたのです
ウィルスに対して 人々は除菌とか言う言葉に非常に敏感になっていますので
これは喜ばれるサービスになりますし 小売店やメーカーも競争力が高まります。
そして
早速 トラックのボディメーカーと共同研究して試作品を作る動きに入ることにしているのです。
どうですか トラックが商品を除菌しながら運ぶなんてアイデアは?
ただ 運搬する道具に 付加価値をつけるのです
これで
配送だけでは競争できませんが 弊社の発明し特許を取得している除菌ガス発生装置付き
トラックを保有していると言うだけで 他社との差別化が出来るのではないでしょうか?
トラックの運転手までが コロナに感染しているとかで 邪険に扱われているニュースを
聞くと非常に心が痛みますが
このようなトラックで配送をしていると言うことになれば
その会社の ウィルスに対する意識も高いと評価され 運転手さんも安心して
配達ができると考えたのです。
自社で発明した除菌装置ですが 何気ない 車中の会話の中から このような
アイデアが浮かんできたのです。
一日も早く実用化できるようにし 社会のお役に立ちたいと考えています。
明日は また話は戻って 情報協同組合への道へと続きます。