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社長&顧問ブログ

2020.7.5

IT時代の隣組戦略

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです

 

昨日までは

私が取得した最初の特許に繋がる話でした。

 

インターネットがアメリカから上陸し

日本でもIT化が進む2000年頃の話です。

 

そもそも インターネットは そのグローバル性がメリットであったのです

それで ホームページさえ作れば世界中どこからでもアクセスしてもらえると言うのが

当時の常識でした。

 

しかし そのインターネットの常識に私は疑問を抱いたのでした。

インターネットの最大のメリットである グローバルなサービスが

地域に存在している中小零細企業にとっては果たしてメリットになるのであろうか?

と言う疑問でした。

 

地方に根を生やして営業している企業や商店街にとりましては

グローバル性と言うものが本当にメリットになるのだろうかと疑問に感じたのでした。

 

何々郡の何町の商店にとっては 幾らインターネットでサービスを告知しても

それを世界中の人が見ても本当に役に立つのだろうか?と思うのでした

 

見てもらい人は地域の人で

その方々が買いに来たりサービスを利用したりしなければ意味がないのです。

そのローカルな戦略を打たなければならないのです。

 

そういう意味で グローバルなインターネットは不向きで 

昔日本にあったような

隣組的な組織を作り回覧板を地域に回すことを ITを活用してサービスしたほうが

良いと考えたのです。

 

そもそも現代人は隣組と言う組織があった事すらご存知ない方が多いと思います

隣組とは第二次大戦下、

国民統制のためにつくられた地域組織なんです。

町内会・の下に属し、近隣数軒が一単位となって、互助・自警・配給などにあたった組織で、昭和22年(1947)廃止となりました

 

ITの時代に隣組を持ち出すとは何たる非常識な考えと

散々言われましたが、

地域には

グローバルなシステムを活用してローカルな組織を構築していくことが

必要だと考え、

 私はこの事を 造語でグローカルと呼んでいました。

 

インターネットは ワールドワイドウェブに象徴されるように

世界中に投網を張る仕組みですが

私は組織を点で作りそれを 線で結んで行き 地域内から地域内 地域内から他地域へ

地域から全国へと 点が線に繋がりそれが面として拡大していくことの方が重要であると

考えたのです。

まさに戦時中の日本も隣組をまず形成しそこから町内会 から地区へと情報網を

張り巡らして情報統制も行っていたのです。

 

これを平和なITの時代に活用しようと考えたのです

しかし

考えただけでは物事は進みません。

ここで 昔のブログを思い出して欲しいのですが

この理論が地域や中小企業には必要だと考え理論武装するために大学の門を叩いたのです。

 

では どうすればITを活用して地域戦略を構築することができるのか?

 

それぞれの中小企業のホームページを活かしながら どうすれば地域戦略を

することができ また大企業と闘う武器になるのかを研究したのです。

 

ここで 私は 中小企業情報協同組合的な組織構築を行って行くことになるのです。

 

では そもそもこの発想はどこから芽生えたものか?

 

それか 2000年から遡る事20年 1980年頃に体験したことから

芽生えたのです

 

その 発想とは??

 

 

それは

 

明日に続く、、。

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