EXECUTIVE BLOG
2020.8.6
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは 情報協同組合を構築していく話の中で
複数の中小企業の為のコンテンツとして
フリーメールを開発して
それぞれの 中小企業のサイトからログインしなければ
フリーメールを活用できない仕組みを提供することで
アクセスの閲覧頻度が飛躍的に伸びたと言う話でした。
しかし それだけでは 情報協同組合の完成にはなりません
それで 新たにコンテンツになるものを用意して
それぞれの企業の悩みを解決できるようにしなければならないと考えたのです。
ここで 又思い出して頂きたいのが
2000年に初めてインターネットと出会って
最初にテストで作ったサイトが 博多おためし市場でした。
この仕組みを 情報協同組合の中に組み込めないかと考えたのです。
2000年の頃は まだまだ ホームページ数も少なく
アクセスも伸びていたのですが
市場がITを活用するにつれだんだんとアクセスの伸びが鈍化していったのです。
しかし この仕組みを活用しない手はないと考え なんとか 情報協同組合の中に
組み込もうと考えたのでした。
それは 何故かと言うと
中小企業は 毎日毎日 必死に戦っているのです。
アポをとるのも大変ですし やっと 担当者に会えても そこからなかなか
先に進むことが出来ないのです。
私の会社の業種などは 倉庫と運送ですから
既に どこかと契約している所へ営業に行くのですが
そこで 既存業者を断らせて契約をとる事は非常に困難な事だったのです。
他にも似たような話としては
事務機屋さんや 保険屋さんも 自販機屋さん 等など沢山あると思います
やっとの思いで アポイントが取れて営業に行けたとしても
そこで 契約を変えて頂くことは非常に難しいのです。
あるコピー機営業会社の社長と話をしたところ 新規営業はしないと言うのです
それを聞いた私は驚いて理由を聞くと
いまどき複合機を導入していない会社は無いと そこで 幾らアポをとって
営業に行っても 無駄になるだけだから行かないのだと
それより 既存顧客に対してサービスアップして 他の商品を売ることに
専念しているというのです。
これは 保険の営業や自販機の営業のも共通している話だとおもいます
それでも 新規営業している方にどうやっているのですかと 聞くと
殆どが紹介で訪問すると言うのです
これであれば アポも取れやすいですし 契約に繋がる可能性はあると思います。
しかし 現実は 担当者から社長が色々出来ない理由を言われるので
そのうち 社長は 面倒になり
結局は 「また今度ね」 と体よく断られることが多いのです。
一応紹介者のメンツも立てているので これで良いと思うのです。
私が思うに 断りの一番の理由は
「面倒くさい」 に尽きると思います。
今まで 特に問題ないものを 新たに契約を変えることは
振込先の変更とか 担当者への連絡変更などなどをしなければならない事が
分かると
殆どの方が 面倒くさいと考えるのです
それで 結局体よく断られているケースが多いのだと思いますし
知り合いの経営者に聞いてもほとんどの方が 面倒だと答えていました。
であるならば この面倒くさいと言う断りを越える提案をしなければならないのですが
それが出来なくて皆困っているのです
最近テレビのCMでよく見かけるのが
名刺管理ソフトのCMです 訪問したい企業に対して 社内人脈の中からそのルートを
見つけることが出来ると言うのが このソフトのメリットであると宣伝していますが
まあ 会うには会えたとしても
その先が問題で 結局は すでに既存取引先が有ったりして 面倒くさいと
言う理由で断られるのが多いのではと思ってしまいます
ですので これを凌駕できる提案がなければならないのです。
ここを 埋められたら良いのだと考え
私は この情報協同組合のサービスの中に ある仕掛けを行うと考えたのでした
その
仕掛けとは??
それは
明日に続く、、。