EXECUTIVE BLOG
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2021.6.6
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは ITの話から 専門学校の卒業式での
話になり それからいくつかある感動の話に
なってしまいました。
今日は 先日からの続きで
専門学校で聞いた感動の話の中身についてですね
これは 専門学校の卒業式で名誉理事長が語った話です
その時の話を聞いて 会場は皆その話に集中し涙を流す方も
多くいたのですが
これを私が 文章できちんと伝えることが出来るか分かりませんが
その時の話をご紹介させて頂きます
名誉理事長が言うには ディズニーランドは 沢山の感動を与えてくれる場所だと言うのですが
ある時 ある夫婦が ディズニーランドを訪れたのです
そして お昼時に あるレストランに入りました。
そこで 席に通されて キャストが 注文を聞くのですが
彼らが注文したのは 「ランチ二つとお子様ランチ一つください」
と言ったのです。
その注文を聞いた キャストは
「すみません お子様ランチは お子様に限らせて頂いておりますので
大人の方は注文できないのですよ」
と答えたのです。
その答えを聞いた 夫婦は がっくり肩を落とし
奥様は下を向いたまま固まってしまったのです。
その様子を見た キャストは 何事が起きたのだろうか？
お子様ランチを食べられない事がそれほどショックなのか？？ と思ってしまったのです。
しかし
ただならぬ様子を見て これは何かあるのでは？と察して
「失礼ですが 何か特別な理由があるのですか？」 と聞いたのです。
そうすると
ご主人が 話し難そうに言うには
私たちには 子供が一人いました、 昨年2歳の誕生日の時に
この子が 3歳になったら 三人で一緒にディズニーランドへ行こうと 約束を
していたと言うのです、
しかし 3歳になる前に その子は病気で亡くなってしまったのでした。
それからと言うと 奥さまは ずっと子供の事を思い出しては
毎日泣いていて 昔の元気な明るい姿は見る影もなく生活をしていたそうです。
それで ご主人は いつまでもくよくよしていてもキリがないので
何とか 奥様を元気付ける為に
その子が三歳の誕生日を迎える日に 約束していたディズニーランドへ行こうと、
そして 食事をして、子供が楽しみにしていたお子様ランチもその時に
頼もうと思ったと言うのです。
それを 聞いたキャスト
この夫婦に対して
「少々お待ちください」 と言って 奥の方へ行ったのです。
待ってる間
ご主人は 奥様を元気付ける為に考えたプランだったが
かえって嫁を悲しませるような結果になって申し訳なく思い落ち込んでいました。
奥様も 天国にいる我が子の為にお子様ランチを食べさせられない事に対して
一層悲しみが増してしまったのでした。
この考えは無理だったのだと思って後悔していると
先ほどの キャストが 笑顔で戻ってきたのです。
そして
「三名様 お待たせいたしました！ こちらへどうぞお入り下さい！！」
と本来は夫婦二人だけであるはずのお客様に声をかけたのでした。
そして
夫婦が通された部屋に入ってみると
そこのテーブルには
大人のランチセットが二つと お子様ランチセットが一つ用意されていたのです。
これを 見て 夫婦は感動のあまり涙を流して喜び
天国で笑顔で喜んでいる子供の顔を二人は思いながら食事をしたのです。
奥様は泣きながらも 子供との約束が少しでも果たせたのではとの思いになり
感謝の気持ちを キャストに伝えたのでした。
この話にあるように
ディズニーランドはお客様に常に感動を与えているのですと
そして 卒業する皆さんも いつも相手の事を思い
感動を与えられるプロとして成長して欲しいと 締めくくったのです。
なかなか 文章ではその時の感動の話を伝えるのは難しいですが
ディズニーランドのリピート率が非常に高いのも このように
キャスト一人一人がプロとしての自覚を持っているからなのだと思いました。
きっと この時の卒業生もこの話を胸に刻んでプロとしての自覚を持って
それぞれの道を歩んでいると思います。
これで 卒業式での感動話は終わり
明日は 少し戻って
先日書いた ぽっぽやを読み そして映画を見た私が
ある行動にでたのです
その行動とは？？？
それは
明日に続く、、、。
