EXECUTIVE BLOG
2021.7.8
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
話があちこち飛びますが
そもそも 完全機会音痴で ITとは無関係だった人間が
何故 30個以上のビジネスモデル特許を取得するまでになったのか?
の原点の話をしなければなりません
随分前にも書いていますが 改めてその事に触れたいと思います。
本業が物流会社ですから 若いころは 汗まみれで毎日仕事をしていたのです。
そんな毎日を過ごしていた時に
世の中では インターネットと言う言葉が飛び交うようになったのが2000年頃でした。
最初の頃は 我々の業界なんて インターネット等関係ないだろうと考えていて
特に興味を持つことも無かったのですが
業界の会議にたまた出た時に
事務局からの話として 今後の業界の会合のお知らせや情報はメールで行います
と言う話を耳にしたのです。
それまで お知らせは、ファックスで送られてくるものだと思っていましたので
当時はメールなど使ったこともありませんでしたから
物凄く不安に感じたのでした。
メールを使いこなせなかったら 業界の最新情報を知ることもできず
厳しい業界の競争から淘汰されるのではとの不安でいっぱいになったのです。
それまで ワープロすら使った事が無かった人間がパソコンなど使えるわけがないと
思ったのです。
実際 ワープロは世の中に出てきた時は 非常に便利だからという事で
購入はしたことがあったのですが
買ったまま一回も箱から出すこともないくらいでしたので
それくらい機会を触るのが苦手だったのです。
また 当時は 世間がインターネットと言ってはいるが 本当にそんな時代が
来るのか? と懐疑的な人も多かったので
そんな時代なんて来なきゃよいのにとの希望的な観測のもと 暫く放置していたのです。
しかし テレビのCMがだんだん インターネット関連の広告が増えだし
世間も注目を集め始めていましたし
集まりがあると 何やらIT用語をよく耳にすることになっったのです。
いつの時代もそうですが 人間は基本保守的ですから 今のままが良いと
つい考えがちになってしまいます。
いつも例に出しますが 江戸末期 明治維新が近づいて倒幕運動が盛んになった時も
多くの武士は 徳川体制を守りたいと考え いつまでもサムライでいたいと
考えていた武士が多かったのですが
一度維新の風が吹き出すと あっという間に旧体制派滅んでしまい
日本国も鎖国を捨てて世界に肩を並べるべく富国強兵策へと突き進むことになったのです。
これを振り返って考えた時に
時代の流れには逆らえないのだなという事を思い出したのです。
きっとIT化の道も あっという間に広まるだろうと思う事になり
このままでは 逃げ切れないと覚悟したのでした。
覚悟はしてさあ 始めようと思っても どこから手を付けて良いかも
分かりませんでした。
それで 先ほどの話ではないですが 各種会合のお知らせがメールでのやりとりになると
いう事でしたので
先ずは メールだけでも覚えておこうという事にして
それだけは ゆっくりですが 送信したり受信したりすることを先ず覚えたのでした。
しかし これでは
ビジネスにはなりません
いずれ社会はIT一色になって行くのであれば 早く仕組みを学ばなければと
言う気持ちになっていったのでした
それで
先ず何をしたかと言うと
それは、
明日に続く、、、。