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社長&顧問ブログ

2021.7.23

饂飩や山笠の発祥の地承天寺

 

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

昨日からの続きです。

 

昨日からは 特許取得の方法を書かなければならないことから

それてしまいまして

散歩の途中に見つけた 博多の名所旧跡の話になってしまってました。

 

そこで 見たものが

その地が

饂飩蕎麦饅頭の発祥の地だと言う石碑だったのです

 

いずれも 私の好きなモノばかりですが

それまでは うどんは香川だろうと思っていましたし

蕎麦や饅頭は江戸が発祥の地かと思っていましたが

 

お膝元の博多が発祥の地だとしり 驚くとともに何か嬉しくもなりました。

決して 自分が発明したわけではないですが、地元自慢になるなと

思うのでした。

 

そして 誰が一体発明しここが発祥の地かというのが今日の話となります。

 

その場所ですが

博多駅からほど近い

承天寺と言う臨済宗のお寺です。

 

山号は萬松山で1241年に創建されました。

 

開基は円爾(聖一国師)です。

 

この承天寺の境内に「饂飩蕎麦発祥之地」の石碑があるのです。

 

承天寺の開基である円爾は1241年に宋への留学を終え帰国し、

 

その際、様々な文化を日本国内に持ち込みましたが、

その1つが現在でも日本人に愛されている食べ物「うどん」なのです。

 

うどん以外にも、まんじゅうやようかん、そうめん、そばなど様々な食べ物の製法を持ち帰ったのだそうです。

 

うどん以外にも「御饅頭所」の石碑 が敷地内には鎮座しているのはその為だったのです。

 

円爾が持ち帰ったのは「水磨」と呼ばれる製粉技術で、水車を利用して穀物を粉にする方法だそうです。

 

この技術が日本に伝わったことで様々な食べ物の選択肢が増え、

飢饉が起きても命を救われる人が増えたそうですから 何とも有難い話ですし

おかげで私も 美味しい饂飩や蕎麦を頂く事ができるのです。

 

このあたりに 何故かうどん屋さんが多いのも 納得できる気がします。

 

そして意外に知られていないのが、

福岡の夏を代表する祭り、博多祇園山笠の発祥の地でもあるという事なのです。

起源は1241年のことだそうで 当時博多の町に疫病が流行ったそうなのです。

それで

円爾を施餓鬼棚に担いで町中を練り歩き、聖水を振りまき疫病の降伏を祈願したのが博多祇園山笠のはじまりだといわれているそうです。

てっきり 櫛田神社が発祥の地と思っていたのですが

これを神事として奉納した先が 櫛田神社だったと言うわけです。

 

山笠は櫛田神社を中心に行われるお祭りではあるものの、

現在でも7月の博多祇園山笠の時には承天寺の前に清道がつくられ山笠が巡るようになっているのはその為だったのですね、、。

 

地元に居てもまだまだ知らない事が多々あります。

 

しかし 疫病退散の神事が 今回のコロナで 2年も中止になるのは非常に寂しい気がします。

 

山笠で コロナも吹き飛ばして欲しいと願うばかりです。

 

 

まだまだ散歩ネタががあるのですが

 

驚いた事に

 

この近くに あんな大きいものがあるとは!

 

鎌倉か奈良なら分かるのですが、、、、。

 

だいたい何か分かりますね?

 

 

しかし

 

いったい何故それがそこに???????

 

それは

 

明日に続く、、、。

 

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