EXECUTIVE BLOG
2022.2.16
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは
私が番町小学校出身だったと言う話から
番長と番長の違いの話になってしまったりしていました。
しかし 今振り返ってみますと 名門の公立小学校だったのだなと
思う次第です。
そう言えば
私が入学した時の校歌の出だしは
「明治5年の~~、、」で始まっていて 歴史を感じる校歌だったのですが
今 調べてみますと どうも 校歌が変わっているようなんです。
変わる事ってあるのでしょうか??
で
この番町小学校は
東京都千代田区番町にあるのですが
一体何故この辺りを番町と呼ばれているのか??
が今日の話になります。
江戸時代に将軍直轄の家来の旗本のうち、
将軍を直接警護するものを大番組と呼ばれていた家来が居ました。
その大番組の住所があったことから
大番組の町 すなわち 番町と呼ばれていたのです。
大番組は設立当初、一番組から六番組まであり、
これが現在も名目だけ一番町から六番町に引き継がれているようです。
江戸時代のこの辺りは
塀をめぐらし、樹木が鬱蒼とした中に、
人気のない古い旗本屋敷が連なる地域であったことから、
「番町皿屋敷」や「吉田御殿」「番町七不思議」などの怪談が生まれたそうです。
表札もなく、同じような造りの旗本屋敷ばかりが密集しており
住民でさえ地理を認識することが困難であったため
「番町の番町知らず」という諺が流布したそうなのですが
今の高級住宅街とは 違うイメージの町だったのでしょうね。
この番町にがイギリス大使館があることで
今は更に高級感が増している感じがします。
ここに大使館が出来たいきさつですが、
明治維新後、多くの大名屋敷が空になった事で、
江戸城近くの複数の用地を物色した結果、
明治5年に、七戸藩上屋敷、櫛羅藩上屋敷、七日市藩上屋敷、および旗本水野兵部の屋敷跡を合わせた約一万坪ををほぼ永久に貸与されることとなったそうです。
調べては居ませんが 多くの大使館は国に家賃を払っているようですが、
このイギリス大使館も確かに家賃を払っていたそうなのです。
聞いたところによりますと
年間の家賃が約8000万円だったそうです。
土地の時価だけでも 700億円する場所で この値段ですから
格安だと言わざるを得ないのですが
ここで 驚くべきことがその後おきたようです。
もし これが 本当ならば???
と思うようなことですが
その驚くべきこととは?????
それは、、、、
明日に続く、、、、。