EXECUTIVE BLOG
2022.4.1
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは
西郷さんの銅像が 上野公園にある事から
上野公園の正式名称は 上野恩賜公園であると言う話になり
恩賜とは 天皇陛下から賜ると言う意味で 各地にある恩賜公園は
天皇陛下から恩賜されたものであると言う話でした。
で 今日は その上野恩賜公園にある謎の不気味な銅像の話へと
進みたかったのですが
またまた 話が逸れてしまいます。
先日 打ち合わせで 東京千駄ヶ谷迄行って来た時の話です。
大学も東京でしたし 半分は東京に住んでいるような感じですが
何故か 千駄ヶ谷に行った事が無かったのです。
この千駄ヶ谷には何が有るか??と言いますと オリンピックが行われた
国立競技場があるのです。
今回の東京オリンピックの為なのか 新しく建て替えられていましたね、
私は 昭和の人間ですから 前の国立競技場に愛着がありましたが 時代の流れか
安全面でか 新しく作り変えられました。
今回は この近くで商談がありましたので 国立競技場の横を通ったのですが
下から見上げる国立競技場は威風堂々としていました。
ここで 聞いた話ですが
国立競技場が設計建設して出来上がった時に あることに気が付いたと言うのです。
このある事とは 聖火台が競技場の中に設計されていなかったのです。
設計者施工業者は 競技場を作る仕事を請け負っただけという事で
完成まで 誰も聖火台が無い事に気が付かなかったと言うのですから
これが 本当だとすれば なんとお粗末な事かと思ってしまいます。
私は 今回のオリンピックは 何一つ見てないので 開会式にどこで聖火を点火したか
見てないのですが
模型を見てみると 聖火台は 競技場の外に設置されていました。
きっと 無い事に気が付いて 慌てて 敷地内に聖火台を設置したのではと
思ってしまいます。
これと似たような話を聞いた事があるのですが
横浜の港に橋を建設してて 完成したところ
なんと 高さが低くて 港に入る観光船の頭が引っ掛かってしまうというのです。
これでは 観光が半減してしまいます。
こんなバカな事と思っていますと 市の担当者は 建築基準法に照らして行っているので
何の問題も無いと言うのです。
担当部署同士がきちんと話をしていれば あと たった50センチ高くしていれば問題なかったものを と思ってしまいますが
ここは 今はどうなっているのでしょう? もしかしたら 辻褄合わせの上手い解決法を考え居るかも知りませんが、、、
セクショナリズムと言う言葉をよく耳にしますが 殆どの場合自分のセクションの事だけを考えて仕事している事が多いのではと思ってしまいますね。
似たような話では 博多駅でもつい最近まであった話なのですが、、
地下鉄で博多駅に着いた時 多くの方がJR博多駅に向かうのですが
地下鉄博多駅からJRビルに向かう エスカレーターが最近まで不便だったのです
それは 大きな荷物を持って 地下鉄を降りて JR博多駅に向かうエスカレータに乗ると
何故か 途中でエスカレーターが終わってしまっていて
その後の半分は 自力で階段を登らなければならなかったのです。
何故 最後までエスカレーターがないのか? とても不便なのに と
思っていたのですが
この場所 下半分が福岡市の管轄で 上半分がJRの管轄だったのです。
福岡市は地下鉄の工事を行った時に 当然 自分の管轄のところのみに
エスカレーターを設置したのでした。
最初から JR側と話あっていればよかったと思うのですが
この不便さが長年続き やっと 昨年でしたか
福岡市とJR側で話がついたのか 地下鉄から博多駅まで エスカレーターが
繋がったのです。
お互いのセクショナリズムが招いた典型的な例だと思います。
自分の立場でなく 利用者の立場で考えるという事が薄れてしまうと
このような事になってしまうのでしょう。
常に相手の事を想う気持ちが人間には必要かと思うのですが
その事を痛烈に感じた事が 最初に書いた 国立競技場に行った時に
あったのです。
その場所とは オリンピック博物館なのですが
そこで 見たある感動の出来事とは???????
それは?????
明日に続く、、、、、、、。