EXECUTIVE BLOG
2022.4.8
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは 髭の話にならなければなりませんでしたが、
今 ウクライナで行われている蛮行の話になってしまいました。
今回の戦争の指導をしているプーチンは 90年ほど前の
ソ連の指導者のスターリンのコピーではないかと言われています
スターリン時代のロシア兵は 今ウクライナで行われているような
蛮行を ドイツベルリンや 北方領土や 満州で行っていたのです。
こんな悪いことまで プーチンは真似をする必要はないと思うのですが、、
そして
スターリンは 戦時下ではない時にも 野蛮な行為を ウクライナで
行っていたのです。
この時の慰霊碑が 今 ウクライナにあるようなのですが
この残忍な行為とは??
第二次世界大戦中のユダヤ人大虐殺「ホロコースト」については
多くの日本人が知っていると思います。
このホロコーストの始まる数年前の1932年、
ウクライナの地はソ連によって蹂躙し尽くされていた事を知っている人は少ないと思います。
この時400万から500万人、
実にウクライナ人の4人に一人が餓死に追いやられたのでした。
その悲劇の事を「ホロドモール」と呼ばれているのです。
1920年代末から工業国への転換を目指したソ連政府は、
主に豊かな穀倉地帯だったウクライナの農民に対して、過酷な取り立てを行っていました。当時モスクワから多数の穀物調達員が派遣され、
ウクライナ中の小麦をただ同然で奪っていったのです。
そしてその代金で急激な工業化を達成して行くのです。
更に悲惨な事に
翌年の収穫に必要な種籾までも徹底的に供出させたのです。
この結果、
’33年にはウクライナ全土が酷い飢饉に見舞われることになってしまったのでした。
そして飢えた人が小麦袋からこぼれ落ちた粒を口にしようとすると
農地を囲んだソ連軍によって銃殺されて行ったのです、
この時に信じられない事についには人肉食が横行したと言われているのです。
これらは 全てスターリンの命令だったようで
命令を聞かない部下は容赦なく粛清されてしまったのです。
これらの数は ヒトラーのホロコーストより多いと言われていますが
第二次世界大戦で 勝者となった ソ連は裁かれる事は無かったのです。
今回の ウクライナ侵略のプーチンも 一般住民を殺していますし
命令に従わない部下を粛清とまで言わなくても どこかへ追いやっているようです。
同じことが 繰り返すのでしょうか????
繰り返すと言えば これだけ人道的に悲惨な事が行われていますが 我々含めて西側諸国は 経済制裁だけで 手をこまねいているような気がしますが
同じ様な事が以前にもあったのです。
第二次大戦戦争が始まり、ドイツ軍がポーランドを屈服させた時も、
スターリンは、東からポーランドに侵入し、労せずしてこの国の半分を占領したのです。
この時、連合国は我が身可愛さから、ポーランドが東西の独裁者によって、
なぶり殺されていくのを手をこまねいていただけだったのです。
どの国も自国の利益のみを考えていたのです。
1939年にナチスドイツがワルシャワに侵攻した時は、
フランスは、マジノ要塞に閉じこもり、イギリスなどは何もしなかったのです。
そして、ポーランドがヒトラーとスターリンに食い尽くされてゆくのをただ見守っていただけだったのです、
この時狡猾なるスターリンは、
世界中がヒトラーのこの派手なパフォーマンスに気を取られている隙に、
どさくさに紛れてバルト3国を武力で併合してしまったのですから驚いてしまいます。
第二次大戦の終戦直前には、日ソ中立条約を破って、怒濤のように満州に南下、息も絶え絶えとなった日本から、強引に北方領土を奪い取ることをしたのは周知の事実です。
このように、領土拡張の野望を夢見るスターリンにとって
、国際法を踏みにじることなど朝飯前のことだったようです。
彼は、室内に大きな世界地図を飾っていて、領土が新しく増えていく度に、
色を塗っていくのが何よりの楽しみであったそうです。
そして、地図を見ながら、今度はここをやる、ここが欲しい、これは気に食わぬなどと言って党の幹部たちの前でよくつぶやいていたらしいのです。
このような人物が指導者で居る事は本当に恐ろしい事だと思いますが
現在のプーチンは どこまでスターリン化するのか???
それとも 矛を収めるのか??????
まだまだ予断は許しません、、、、、
で 明日は
一旦髭の話に戻るのか????
それともプーチンのあれが???????
それは
明日に続く、、、、、、。