社長&顧問ブログ

高光産業株式会社　妹尾八郎です

 

昨日からの続きです。

 

昨日までは　日本三大怨霊の一人　平将門の話になってしまいました。

その将門の首塚が　東京大手町のビル街にあるのですが

ここを移転しようとすると　何故か事故が起きたり何らかの犠牲者が出たりするので

祟りがあるという事で　このまま残そうとなっているようです。

 

近くの　オフィスは　この首塚にお尻を向けないような机の配置にしていると言うのです。

 

しかし　おかしいではないかと思いませんか？

 

怨霊になり祟りを起こさないようにするために　神として祀っているのですから

そこで　祟りがあると言うのはどうも解せない話ですよね。

 

こういう話も人間が勝手にあれこれ理屈をつけているのではと思ってしまいます。

 

この平将門ですが　一体どんな人で　何故怨霊になったかを　ご存知の方は

少ないのではと思います。

又　何故大手町に首塚があるのか？？？？？

 

北関東の豪族のひとつであった平将門は、

若いころには京都でも天皇の下で働いていたことがあったのです。

 

元々は優秀な人物だったようです。

 

菅原道真は九州に追いやられましたが　平将門は関東へ行かされたのですね、

 

関東へ来た平将門はその実力の高さから、関東一帯にあったいくつもの豪族同士の争いを仲裁していたそうです。

 

あるとき、京都から戻ってきた人物を自分の領地で保護します。

ところがなんと、その人物は京都の朝廷から追われてきた人物だったのです！

それが原因で

関東内では、朝廷からの命令を受けて平将門の責任を追及する豪族たちと争いになります。

 

武勇にも頭脳も優れた平将門は、その争いをきっかけに対立した豪族に次々と勝利し、

関東一帯を支配することになりました。

そのまま新しい天皇を名乗ることにした平将門。

 

ですがこれが彼の運命を狂わせます。

 

同じ国に二人の天皇を認めることができない朝廷は、大勢力をもって関東へと攻め込んで来ました。

さすがの平将門も朝廷軍には勝てずに、結局首を斬られてしまったのです。

 

一度は夢見た支配者としての地位を失ったことで恨みが残り怨霊になったと言われています。

 

朝廷への反逆者として殺された平将門ですが、

斬られた首は京都の三条河原で見世物にされました。

 

地方の反乱を治める力が朝廷にあることを示すために、反逆者の最後を見せることが目的だったのです。

この平将門の首が日本最初のさらし首だと言われています。

 

首だけとなった平将門ですが、その首はいつまでたっても腐ることなく、

両眼は睨むように開いていたそうです。

 

まさに人間の怨念の塊のようです！

将門の目は、夜になると不気味に光っていたとも言われています。

「私の胴体を返せ！頭をつないでもう一戦してやる！」

との強い怨念があったと言われています。

 

晒し首になってしばらくして、

「平将門の首が叫び関東へ向けて飛び立つ」という怪奇現象が起きたと言われています。

 

胴体を探してさ迷い続けた平将門の首が、

力尽きて落ちたところが今の東京大手町だったという事なのです。

こういう事で

平将門の祟りを恐れ、首塚を作って丁寧に供養したものが

「平将門の首塚」なのです。

 

この　怪奇現象から1000年後の話になりますが

ここで　またまた怪奇現象が相次いだのです。

 

それは

どんな怪奇現象だったのか？？？？？

 

それは？？？？

 

明日に続く、、、。

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