EXECUTIVE BLOG
2022.11.3
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは 永野修身に関する話になっていました。
彼は 太平洋戦争開戦時に開戦を進めたような歴史上評価されていますが
本来は平和を望んでいた軍人だったのです。
彼の日露戦争の時の活躍の話に進まなければなりませんが
少し 話が逸れて、、、。
今振り返ってみますと 私の少年時代の漫画は 今と違って
戦記物の漫画も数多くありました。
勿論 そればかりではなく 鉄腕アトムや 鉄人28号と言ったものから
おそ松くんやサザエさんと言った平和な漫画もありました。
戦記物は 紫電改のタカ という漫画がありまして
これは 明日のジョーを書いた ちばてつやさんの作品です。
この漫画は
太平洋戦争末期に日本海軍の最後の希望として配備され、防空戦で奮戦した戦闘機「紫電改」に搭乗するパイロットとその周囲の人々を描いた戦記漫で、
戦う軍人や航空機を勇ましく、美しく描く一方で、
死と隣り合わせの戦争の中で生きる若者たちの苦痛や苦悩を描き出し、
子供たちに戦争の二面性を感じさせ、当時の多くの子供の心をつかんだ人気作品となっていました。
今の様に ネットも無い時代ですから 毎週少年漫画雑誌が出るのを楽しみにしていました。
紫電改のタカの主人公は滝城太郎一飛曹という大日本帝国海軍の青年パイロットです。
ストーリーは太平洋戦争末期、当時日本領だった台湾の日本海軍高雄基地から始まります。高雄基地駐留の帝国海軍第701飛行隊は20数機そこそこの編隊で
50機以上の米海軍戦闘部隊との決戦で飛行隊長、白根少佐を含むほとんどが戦死します。
主人公の滝をはじめ、紺野一飛曹、久保一飛曹、米田二飛曹の4人が生き残り、
後に源田実が設立させた防空部隊の三四三空(松山三四三航空隊)通称“剣部隊”に編入し、活躍するのです。
主人公の滝城太郎は新戦法をあみだし、やがて撃墜王となってゆくが、終戦を目前にして特攻隊員として出撃してゆくと言う物語で。
最後この主人公がどうなったのか?までは覚えていませんが
特攻隊として出撃したという事は戦死したのだと思います。
ある時はワクワクしながらある時は悲しい気持ちだったのだと思います。
この物語に出て来る 源田実は実在の人物で 先にも書きましたが
真珠湾攻撃の作戦参謀で 奇襲攻撃を成功に導いた人物です。
その後航空参謀を歴任し、第三四三海軍航空隊司令として終戦を迎えたました。
自衛隊では初代航空総隊司令、第3代航空幕僚長を務め、ブルーインパルスを創設した航空自衛隊の育ての親として名を残しています。
彼の活躍する戦記物を読むのも楽しみでした。
今では太平洋戦争を語れる人も多くは残っていませんでしたが
私が会社に入社したころは まだまだ戦争体験者が多くいた時代でした。
あと 漫画いえば思い出したのが
「のらくろ」 でした。
戦前から戦後まで続いたまんがでしたが。 これは ユーモアあふれる漫画で
兵隊の様子が分かって 子供心に面白かった思い出があります。
いま改めて見ても面白い漫画ではと思います。
という事で 話がまたまた逸れてしまいましたが
永野修身は一体どのような人物だったのか???
は
明日に続く、、、、。