EXECUTIVE BLOG
2023.1.11
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは大学の講義を行う中で
年々ネットに対する意識が変わっていると言う話でした。
講義を始めた頃は ネットがやっと普及し始めた頃でしたが
今では ネットが当たり前の時代になっています。
今の大学生は 生まれた時からインターネット世代ですから
ネットでこんなことが出来る とか言う話には興味を持つこともない
気がします。
今までの常識が通用しない時代になってきているのです。
しかし まだ古い体質の経営者側は いまだに「俺の時代はこうだった」
的な事を口にしている人が多い気がします。
新しい事を知る努力をせずに 知らない事は耳に栓をして聞きたがらないのです。
しかし 避けては通れない事を実感しだし やっと思い腰を上げているのです。
ただ インターネットの活用方法を 今までもマスメディアの時代と同じ様に
情報発信の手段として取り入れている企業がまだまだ多いです。
これでは 今までの4マスと言われた媒体
すなわち テレビ ラジオ 新聞 雑誌の4マスに 一つネットが加わり
5マスになっただけの感じがしているだけだと思っているのではと思います。
従来の媒体との決定的な違いは インタラクティブ性がある事なのですが
何十万アクセスあったとか
最近流行の SNSにおいても イイねがいくつ付いたとか フォロアーが何百万人もいるとか で 価値を計っていますが
これでは 今までもマス媒体との違いがあまりありません。
大切なのは その アクセスしてきた人のデータをどのように構築してインタラクティブに関係性を持つかという事なのです。
まだまだ理解が進んでない気がします。
で 昨日の続きになりますが 大学で 今人気のユーチューバーになりたいか? と
聞いたところ 以前と違って なりたいと言う人が殆どいませんでした。
以前であればかなりの人が手を挙げていたきがするのですが
何故 そうなったのか???
それは ユーチューバーの数が増えすぎてきて 今までのコンテンツに飽きがきているという事なのです。
常に 皆が喜ぶようなコンテンツを用意することが困難になって来ているという事なのです。
それで 奇天烈な動画をアップしたりする人がいますが それは一過性のもので
長続きかしません
いずれ消えて行ってしまうのです。
そういう事もあり 人気に限りが出ている事は事実です。
それでも ユーチューバーの数は増えていますし 視聴者も増えています。
ここで 更に質問をしたのはユーチューバーが増えて 視聴者が増えて一番喜んでいるのは誰か? と言う質問にたいして
大学生の答えは 「それは グーグルです」 と答えたのです。
そうなのです
ユーチューバーが増えれば増える程 そこにアクセスしてくるユーザーも増えて来ます
という事は 登録者も増えて来るわけですから
その結果 グーグルのデータベースは更に膨らんでいくのです。
この事から分かるように ITの時代になって 価値を産みだせる側は
プラットフォーマになる側 と言う事になるという事を 今回の学生は認識していました。
それで ユーチューバーになるという事は それは 知らないうちにグーグルの価値を
高める為の働きになってしまうという事を理解できていたのです。
では これから プラットフォーマー側になれば良いと思うのが普通ですが
これが 簡単にはいかないのです。
特に中小企業は それが 難しいのです。
が これを解決しなければ 本当の意味でのITを活用した企業戦略ができません
この解決方法を 今回の講義で教える事になるのですが
その講義内容とは?????
それは????
明日に続く、、、。