EXECUTIVE BLOG
2023.2.18
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは
少年時代に読んだ漫画の中から
大空のサムライを知り その時のパイロットが 坂井三郎と言う人だったと言う話でした。
坂井三郎は 撃墜王として名を馳せて 米軍のパイロットからも恐れられていた人物でした。
そんな彼も 敵機に囲まれ 撃墜寸前まで追い詰められましたが 大怪我をしながらも
機を操って 基地まで戻り 司令官に報告を行ったあと 気絶したのですから
その責任感たるや凄いものであると感激してしまいます。
戦後生まれの我々でしたら 少しの怪我でも大げさにして なんとか辛いことから逃れようとしますが 彼らは違っていました。
坂井三郎さんは 無くなるまで 決して諦めては駄目だという事を後輩に教え続けていました。
漫画からとは言え このような英雄が居た事を知れたことは良かったと思います。
子どもの頃は このような伝記を読んでは 血肉躍っていたわけですが
それで戦争を肯定してはならないと思います。
英雄列伝として 伝えられるだけでなく それ以上に犠牲になって辛い思いをした方の方が圧倒的に多いのです。
今の ロシアによるウクライナ侵攻もそうですが 若いロシア人が戦争に徴収されていますし それ以上にウクライナに残っている人は 毎日戦争の中を生き抜いているのも事実です。
日本も 敗戦が濃厚になってきた時に 兵役が足りなくなり 学徒動員といって
旧制高校以上の男子学生が戦場に送り込まれました。
彼らの出陣の前の壮行会の様子はこちらでご覧いただけます
彼らは ペンを剣に持ち替えたのです。
まだまだ学問の途中で 勉強を続けたかったと思いますが それも叶わず
戦死した若者が多くでました。
これも当時の国の命令でしたので 誰も逆らう事など出来なかったのです。
送り出した家族の事を思うと胸が裂ける思いがしますね。
全国に 戦争に関する銅像が建てられています。
その多くは 勇ましい軍人の銅像だったりしますが
先日 東京に居る時に ある銅像を発見しました。
普段何気なく通る 東京駅前広場に 二つの銅像があるのは気が付いていたのですが
一つは 立派な人物像で よく見ると その方は鉄道の父とか書いてありました。
この人物については 又後日という事で もう一つ目に入ったのは
両手を上げて人が建っている銅像でした。
何の銅像かと思い 見てみますと その台座には 「愛」 と言う文字が刻まれていました。
それで興味を持って調べてみると
そこには 悲しい物語が隠されていたのです。
この悲しい物語とは?????
それは?????
明日に続く、、、。