EXECUTIVE BLOG
2023.4.15
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日は 熊本県のゆるキャラが くまモンなのですが
熊本には クマ牧場はありますが 熊は生息していないと言う話でした。
熊が居るのは クマ牧場にいるだけで そこには7種ものクマがいるそうです。
熊本には野生のクマはいないし、「熊本県」の由来もクマとは関係ありません。
実は熊本ってクマとの縁は薄いだという事になります。
九州のクマは1957年に絶滅したそうです。
そんな訳で別に熊本県は野生のクマの王国という訳ではないのです。
ただしクマ牧場には200匹以上のクマがいるので
ゆるキャラが くまモンになったのでしょう。
それならどうして「熊本」と言う名前の県なのかに興味が湧きます。
熊本の辺りは
元々は14世紀頃の南北朝時代には同音異字の「畏本」と呼ばれていました。
畏は「曲がりくねった」という意味合いがあり、
熊本を流れている球磨川が曲がりくねっている場所だから
畏本と呼ばれていたのではないかという説があります。
それがなぜ熊本になったのかと言えば、
戦国武将・加藤清正が「畏本」を「熊本」に変えたそうです。
安土桃山時代に豊臣秀吉の家臣だった加藤清正は、
肥後北半国を与えられ「隈本城」へと入りました。
そして1591年に城を改築した際に「熊本城」と名前を改めたのです。
この改名の理由は
「隈はおそれる・かしこまるの意味合いがあり武将の城として適切でないから」
とか「強そうなクマの名前に変えた」とか諸説があるようですが
どれが 本当なのかは分かりませんが、何にしてもこれが「熊本」の由来という事になります。
その後関ケ原の戦いで東軍についた加藤清正は
褒美として付近の所領を与えられ、熊本藩が成立して初代藩主となりました。
その後廃藩置県によって熊本県となり今に至るという事なります。
先日くまモンが傷付けられたと言うニュースをみて 興味を持った事が
こういう事だったのかという事が分かったのです
何げなく 見ている地名も 意識をしてみると 不思議に思えるところが多々あります。
昨日も 地元の人間と話をしていた時に
福岡市博多区が他の市の土地が突き刺さるように食い込んでいるのをみて
何故だろうと
思った場所がありました。
福岡以外の方には興味がないかもしれませんが
この話は
明日に続く、、、。
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