EXECUTIVE BLOG
2023.6.2
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは
九州には7県しかないのに 何故九州と言うのか? とう話でした。
興味を持って見てみますと 普段は何も気にしない 気が付かないことも
分かって楽しいと思います。
で 今日は 熊本の事を何故 火の国と呼ぶのかの話になりますが
その由来には諸説あるようです。
先ずは
崇神天皇 由来説
「肥前風土記」の記述をもとに、第10代天皇・崇神天皇が名付けたとする説があります。
肥前には「火の君」と呼ばれる豪族がいたと言われています。
火の君は、
もともと天皇に背いた益城の土蜘蛛を討つためにやって来た健緒組だそうですが
八代郡の白髪山で夕暮れの空に火が燃え上がるのを見て天皇に報告したところ、
天皇は「火の下る国であるから火の国」であるとして、
健緒組に火の君の姓を賜った、とする物語です。
火の君の国=火の国という流れになるようですが 後付けかもしれません。
ここで言う 土蜘蛛と言うのには 深い意味があるのですが
この話は 又長くなるので後ほどと言うことで、、
次は
景行天皇 由来説があります。
「日本書紀」の記述から、第12代天皇・景行天皇が名付けたとする説もあります。
天皇が葦北より八代海へ向かって船出し、日が暮れて前方が見えなくなってところ、
遠方に火の光を見つけて無事に着岸できた。
そこは八代県の豊村だったようで、火の光の出どころは不明でしたが、
その国の名を「火の国」と名付けた。という物語です。
これは八代海に見られる「不知火」のことを指している可能性がありますね。
私的には活発な活動を続ける阿蘇山の噴火による炎から取られたと考えていました。
このように、
実は謎の多い「火の国」の由来にはさまざまな側面があるようですが、
豊かで複雑な熊本の風土を表しているのかもしれません。
先ほどの 不知火ですが、 九州以外の方は読み方が分からないかもしれません。
これは しらぬい と呼びます
この不知火とは 一体何なのか???ですが
これは九州の有明海,八代海などで夜間に見られる光の異常屈折現象の事を言います。
今では気象現象の一つとして考えられていますが
昔の人からすれば 妖怪の火では と考えたことでしょう。
それから 先ほどの火の国と言う言葉も生まれたのかもしれません
このような風土から 九州の中心であった 熊本が
何故 福岡に雄県の地位を奪われたのか????
は
明日に続く、、。