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社長&顧問ブログ

2023.6.24

田沼対松平

 

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです。

 

昨日まではずっと青森ネタになってしまいました

私が日本で いまだ訪れて無い県が

青森県と鳥取県なのです

 

なかなか仕事でのご縁がなく行けてないですが

ずっと青森の事を書いていると だんだん興味が湧いてきて

今すぐにでも行きたくなります

 

十和田湖 八甲田山はもとより キリストの墓から キリストの子孫と言われている

沢口家の人にもお会いしたいと思います

 

青森は 他にも 古代文明があったとか 世界最古のピラミッドがあるとかの

話もあるようで いつまで経っても興味が尽きなくなってしまいますので

 

今日からは話題を変えようと思います

 

過去からの話の続きにも進まなければなりませんが

青森の話をしたのであれば もう一つ上の北海道の話も色々あるので

今日は北海道ネタと言う事で、、、

 

今では北海道へは 飛行機で行けますが

古くは江戸時代などは 北海道へ行くのも大変だったと思います

 

それでも広大な土地がありますが 江戸時代の大飢饉が起きた時には

北海道を開拓すれば良いではと言う案が出ていたようです

 

その案の提案者は 田沼意次と言う老中だった人です

 

我々の時代学校では この田沼意次は 賄賂を貰って権力をふるっていた悪い人間の

様に扱われていましたが 最近では そうではないように言われているようです。

 

この方は 日本を良くするためには もっと外に目を付けようと考えていて

北海道もその一つでしたし

海外の研究をするために 仙台藩士の林子平を活用して 色々な研究をさせていました。

この研究が 幕末に非常に役に立った話は 以前書かせて頂きましたので

ここでは改め書きませんが

 

田沼意次は後に老中になった 松平定信によって失脚されてしまいます。

 

現代の社会でも 時々耳にしますが

会社でも新しく部長になった人が 前任者のやり方をことごとく否定してしまい

折角の事業がとん挫してしまっている事があります

 

実際私も ある会社とのプロジェクトを進めていましたが

後任の方が ことごとく否定されてしまい その会社のITが遅れてしまったと

いう事もありました。

 

田沼意次は重商主義者で 松平定信は重農主義者といわれていて

新しい取組を全否定しまいました

それにより 庶民の暮らしも 重く苦しくなってしまい

その頃の 狂歌に

「白河の 清きに魚も 住みかねてもとの濁りの 田沼恋しき」と言うものがあります。

その意味は

【白河】…元白河藩主であった松平定信のこと

 

【清き】…定信はそれまでの田沼意次の利権的な政治を全面否定し、クリーンな政治を目指した

 

【魚】…白河(松平定信の政治)の中に生活している庶民のこと

 

【住みかねて】…クリーンすぎて息苦しい。倹約令などが厳しく、倫理道徳にうるさく、生活しづらい

 

【もとの濁りの田沼】…定信の前に老中首座だった田沼意次。田沼意次はそれまでの緊縮財政、農業一本槍の政策を修正して商業重視の政策をとり、景気刺激を行ったが、結果として様々な利権が発生して意次も不正蓄財をしたと言われる

 

【恋しき】…田沼意次自身が不正蓄財しても、自由で景気が良かった田沼時代のほうが今となっては懐かしい

 

以上からで意味として、

は白河藩の殿様はクリーン政治を行っているけどやり過ぎで、却って住みにくくなった。ダーティーだといわれていても自由にやらせてくれてにぎやかな世だった田沼意次の時代の方がまだ良かった。

 

・・・という意味になるようです。

 

田沼には悪評もありますが 北海道の開拓に力を注いだのも事実です。

 

その北海道ですが

 

本州の家庭では普通にみかける あるモノが 無いそうなのです

 

そのモノとは????

 

それは??????

 

明日に続く、、、、。

高光産業株式会社 公式サイト

https://takamitsu.com/

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