EXECUTIVE BLOG
2023.8.3
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは 天皇陛下のお召し列車のはなしでした。
天皇陛下は 新幹線でご移動の際は 東京駅を利用されていますが
過去は 原宿駅が 皇室が利用する駅でした。
今でも 山手線に乗っていて 原宿駅を通る時に このホームが
目に入りますので ご存知の方も多いかと思います。
しかし 皇室が使うには あまりにもボロだなと思っていたところ
やはり 現在は使用されいないようです。
レールも錆びていましたし。
しかし 皇居からすぐ近くの東京駅に行く方が便利なのに 何故 わざわざ
原宿駅を使っていたのかには これまた 深い訳があるのですが
その話は 後でと言う事で
今日は 天皇陛下のお召し列車についてです。
JR東日本の観光列車「なごみ(和)」は、天皇皇后両陛下らがご利用になる
「お召列車」として使うことを考え、2007年に登場した車両なんだそうです。
その編成から、天皇皇后両陛下らがお乗りになる「特別車両」1両を切り離して、
残りの「ハイグレード車両」5両だけを使って、
一般向けの臨時列車やツアー専用列車(団体列車)として使う事ができるようです。
なんと、ハイグレード車両はすべてグリーン車扱いで、
その名の通りグレードの高い内容が特徴で、座席は革張り、リクライニングは電動です。更にはVIP室も備えられているようです。
定期的には運用されていないようですが 一度試しに乗ってみたいとは思いますね、、。
昨年 10月14日には 新橋から横浜間を 鉄道開業150年の祝いとして
走らせたそうなのですが
どなたか乗られた方がいれば 感想をお聞きしたいなと思います。
では 開業当時 一体だれが 新橋横浜間の汽車に乗ったかも 気になりますね、、。
1872(明治5)年10月14日の午前9時、直衣姿の明治天皇は馬車で皇居を出発し新橋停車場へ向かったそうで
当時の新聞によりますと
その道中は「近衛騎兵前後を護衛」「近衛歩兵三大隊を布列したる大手より桜田御門練兵所脇左へ、幸橋外左へ」「東京鎮台歩兵三大隊を布列したる街路御通行」と記されおり
厳重な警備体制だったことが伺えます。
当時が何両編成かまでは分かりませんが
この時のお召し列車の天陛下の乗る隣の車両には
西郷隆盛 板垣退助 大隈重信 と 維新の立役者が 乘っていました。
薩長土肥の揃い組のようですが
この中に 長州がいませんね
そうなんです 長州藩出身では井上勝と言う方が 天皇陛下と同じ車両に乗っていたのです。
この井上勝の銅像が 東京駅丸の内側に建っていますことを 前にもブログに書いたかと思います
当時 鉄道省のトップを務められていた方のです
でも 待てよ
岩倉具視、木戸孝允、大久保利通、伊藤博文ら維新の立役者は何故載ってないのか??
は
それは欧米各国を訪問中だったからだそうです。
更に面白い事に
天皇陛下が三両車に乗られていて 次の四両目には 維新の立役者の方々乗っていたのですが
更に見てみますと なんと5両目には 勝海舟が乗っており 更に6両車以降には
旧徳川家の人達が乗っていたようで
ここでも 差を付けられていたのだと分かります
その後 鉄道は発展して行き 先の原宿駅の話になりますが
何故 原宿駅を使うようになったのか????
は
明日に続く、、、。