EXECUTIVE BLOG
2023.8.24
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは
日中戦争時に日本軍の軍人が 民間人を多数切殺したとして
中国の裁判で処刑された話でしたが
実は真相は 新聞の記事だけを信じて あたかもそれが事実であったと言う
フェイクニュースで 実際は そのような事実は無かったようです。
その事は その軍人の遺文 遺書からも読み取れると思います
しかし 何故そのような結果になってしまったのか??
「百人斬り競争」は東京裁判でも審理がなされ、当の軍人もそれをも取り調べを受けたのです。
その結果、この記事はすべて「伝聞」によるものであるとして、
「東京裁判では本裁判は無論のこと、個人を裁く『戦争放棄を無視したC級裁判』としても、このことを立証し有罪に持ち込むことは不可能である」
と判断され起訴はされなかったのでした。
本来であれば これで無罪放免ですね、
ところが、南京事件の容疑者として南京に送れとの中国からの要請があり、
マッカーサー総司令部司法部長のカーペンターは
「中国では公正な裁判ができるのか、あるいは、少なくとも表面的に、公正な裁判であることを印象づけられるような裁判ができるのか」
と危惧したそうなのですが
結果的には、南京に送ることに同意してしまったのです。
その結果、カーペンターが危惧した通り新聞記事だけを証拠に死刑判決を下すという近代法では考えられない無謀な裁判となってしまったのです。
この時 中国国内は 中国共産党と蒋介石側との内乱が起こり
このまま中国に日本人捕虜を残しておくと他の軍人も処刑されてしまうとの考えから
その他の日本人戦犯260名は、無事日本に召還されたそうです。
処刑された軍人の死が全く無駄にはなかったのだと思うことで 彼らのとって
少しでも慰めになればとおもいます。
この事件にも関わりますが
いまだに南京大虐殺の話が 中国側からでています。
日本側は 民間人を虐殺した事実はないと主張しています。
どちらの主張が正しいかは 私には分かりませんが
この問題のせいで
当時の司令官も A級戦犯として 処刑されてしまいました
その戦犯とは誰か?
かれを含めて戦犯たちの遺骨はどうなったのか??
は
明日に続く、、。