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社長&顧問ブログ

2023.11.28

ナンバースクール

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです。

 

昨日までは 旧制第一高等学校と東京大学の関係についての話でした

六大学の試合でも 東京大学は この旧制高校時代の寮歌を 応援歌として活用しています

参考までに歌詞は

「嗚呼玉杯に花うけて

緑酒に月の影やどし

治安の夢に耽りたる

栄華の巷低く見て

向ヶ岡にそそり立つ

五寮の健児意気高し

芙蓉の雪の精をとり

芳野の花の華を奪い

清き心の益良雄が

剣と筆とをとり持ちて」

 

自治の理想と救国の使命に燃えるエリートの心意気を歌っているのでしょうね。

まさに東京大学に相応しい応援歌だと思います。

 

さて 旧制第一高等学校が 今の東京大学とするのであれば

第二高等学校から 第八高等学校は 今の何大学なのか????

にも興味が湧いてきますね。

 

因みに

旧制高等学校は最終的には全国に39ありましたが、

明治期に創設された旧制一高から旧制八高までは、

政官界に卒業生を早く送り込んで後発の学校よりも優位に立ったため、

他と区別するため、特別に「ナンバースクール」と呼ばれていたのです。

 

今の方々は なんのこっちゃと思われるでしょうが

私が知る限りでは 旧ナンバースクール出身者は非常にプライドが高かったと思います。

第一高等学校だけではなく ナンバースクール出身者はエリートの意識を持っていたのだと思います。

 

参考までに

 

一高から八高の出来た順番と 今の大学は、、

 

一高 第一高等学校 1886年(明治19年)4月 東京都区部 東京大学

二高 第二高等学校 1887年(明治20年)4月 仙台市 東北大学

三高 第三高等学校 1886年(明治19年)4月 京都市 京都大学

四高 第四高等学校 1887年(明治20年)4月 金沢市 金沢大学

五高 第五高等学校 1887年(明治20年)5月 熊本市 熊本大学

六高 第六高等学校 1900年(明治33年)3月 岡山市 岡山大学

七高 第七高等学校 1901年(明治34年)4月 鹿児島市 鹿児島大学

八高 第八高等学校 1908年(明治41年)3月 名古屋市 名古屋大学

 

オラが町には旧制高校がありましたでしょうか??

 

ここで気が付くと思いますが

九州でのナンバースクールがあるのは 熊本と鹿児島ですね

何故福岡にないのか???という事になります、、。

 

九州で旧制高校をどこにつくろうかという時に 当然福岡も立候補したと思うんですが、

熊本になってしまいました。

熊本は昔は福岡より人口が多くて、九州代表の都市は熊本だっていう時代もあったんです。

 

更に不思議のは 第一が東京なら 第二高等学校は京都では??とか

何故 名古屋の第八高等学校が最後にできたのか??? とかにも

興味が湧いてきますね

 

この話は

 

明日に続く????

 

 

 

 

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