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社長&顧問ブログ

2023.12.30

火炙りにされたサンクロース

 

 

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです。

 

昨日までは 戦後の日本を統治しやすくするために

占領軍が 日本にて行った統治政策の話でした。

 

これにより 日本は平和国家になった反面 日本の古き良き伝統も

失われだしたような気がします。

アメリカの植民地だと言う人もいるくらいです。

 

どちらが良いかは それぞれですので ここで政治的な話はしないでおきます。

 

ただ事実として 平成天皇の誕生日に 戦犯を処刑して日本人の心に焼き付けようとしたことは事実ですね、、

ただ 日本人は忘れやすいのか アメリカの占領政策の思惑通りではなく

12月23日が 戦犯処刑の日として捉えている人は 今では殆ど居ないのではないでしょうか?

 

どちらかと言うと この日は クリスマスイブの前日で 世の中はクリスマスムード

一色の日で 夜遅くまで パーティや忘年会で忙しい日になっています。

 

そして 24日にクリスマスイブを迎えで 子供たちはサンタクロースがプレゼントを

持ってきてくれる日だと ワクワクして過ごしていると思います。

 

このサンタクロースは子供だけでなく 大人にも人気ですし アメリカ空軍は

わざわざ サンタクロースが乗ったトナカイが今どこを飛んでいるのか? の

GPS的画像を面白半分とは言え 真剣に発表しているのです。

 

このように 万人に愛されているサンタクロースが

ある時 火炙りにされたと言う話をご存知の方は少ないのではないでしょうか?

 

平和のシンボルでもあるサンタクロースが 火炙りになるなんて あり得ない出来事だとは思いませんか?

 

しかし 実際この事件が起きたのです。

しかも 古代の話ではなく 戦後ヨーロッパで起きた事件なのです、、、、。

 

その事件は、1951年12月23日、フランス・ディジョンにておきました。

何故 その時サンタクロースが火炙りになったかと言いますと

 

第二次世界大戦後、

プロテスタントの国であるアメリカの資本主義とともに流入してきたアメリカ式サンタクロースは、

カトリックの擁護者たることを自負していたフランス人の一部聖職者の目に、

キリストの降誕祭をまったく別の形に変えてしまう許されざる者と映ったのです。

 

彼らが信じるキリスト教の伝統には無かったものを混ぜ込んでしまうと言う事で

許されなかったと言う事になります。

 

 

当時のフランスの夕刊紙の記事に

「ディジョンの聖職者たちによって、教会の横領者にして異端者として断罪されたサンタクロースは、教区若者組に属する子供たちの面前で大聖堂の鉄格子に吊るされたのち、火あぶりとなった」

と載ったのです

もちろんこの時のサンタクロースはハリボテのサンタクロースだったのですが、、、。

 

実は、クリスマスというものがキリスト教会によって正式に祝われるようになるのは、330年代、つまり、イエス・キリスト誕生から300年以上たってからのことなんです。

 

3世紀以前のキリスト教徒には、誕生日を祝うという発想がなかったのです。

たとえそれがイエスの誕生日であってもです。

 

これは、キリスト教が生まれた時代であるローマ時代、

保守的な人々は、誕生日を祝うという行為をオリエントの堕落した風習だと考えていたと

言う事だそうです。

 

いずれにしても 誰かが祝うようになり

そこからサンタクロースも産まれてくるのですが

日本では 宗教的行事と言うよりも 商業的なものだと考えた方がよいでしょうね

 

明日は 大晦日です

多くの日本人は、キリスト教のサンタから 明日は 厳かな除夜の鐘を聞く

仏教徒と変身し

そして 元日には 神の氏子として 神社参拝に行くのでしょう、、、。

 

ある意味幸せな国だとおもいますね

 

今年も一日も欠かさず書いて来たブログも

明日で年内最後です。

 

その話は

あの話か?????

 

 

明日のお楽しみに、、、、。

高光産業株式会社 公式サイト

https://takamitsu.com/

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