EXECUTIVE BLOG
2024.5.15
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは 普段何も気にしていないと 仏教のお経の意味も お葬式の
焼香を行う事も それが常識だからと思い 意味も分からずに流されていることが
多い事に気が付かされると言う話でした。
いつまでも 葬儀の話ばかりになってはいけませんが
昨日書いた 霊柩車の話しの続きです。
お葬式には そんな度々 出席する訳ではないので
あまり気が付かないかもしれませんが 霊柩車のナンバープレート見て気が付きませんか?
実は 白ナンバーではなく 緑ナンバーなのです。
緑ナンバーとは一般貨物自動車運送事業の許可を得た車と言う事になります。
霊柩車を運行するためには、この許可が必要なのです。
と言う事は ご遺体を運ぶのは 人ではなく モノと言う事になってしまいますね。
ご遺族が乗るバスは 人を乗せますので 二種免許が必要と言う事になります。
霊柩車は、故人を葬儀場から火葬場へ運ぶための自動車と言う事は分かりますが、
さまざまな種類があります。
最近では少なくなりましたが 金ぴかの屋根がある理由は、
歴史的な背景や風習に由来しているのです。
金色の屋根部分は「輿」と呼ばれるもので、
土葬のため葬列が組まれていた時代に柩を収容して運んでいた神輿をモチーフにしているのです。
見た目が派手なため、式場や火葬場へ向かう際に使われますが、
病院へ故人を迎えに行くための寝台車としては使用されないようです。
それから 昔、私は霊柩車はバックができない?もしくはしない
と聞いたことがあるのですが本当なのか 聞いた事があります。
それは本当でした。
その理由と言うのが、、
バック→戻る→真っ直ぐあの世へ行かない→迷う、に通ずるからだと言うのです。
昔は、「迷わず成仏して欲しい。」などとよく言ってました。
今みたいに道が整備されていない時代は、
霊柩車に乗った遺族や先導車の人がたくさんの寸志を持って乗り込んだそうなのです。
それは、バックできないため対向車にいちいちバックしてもらい、
その度に寸志を渡していたと言うのです、、、
これは 見たことない光景ですが、、、
他にも 地方によっては 色々な風習があるようです
似たような習俗は、全国各地で見られます。
例えば、出棺の際にお棺をクルクル回すとか、
仮門を作って、出棺してくぐったら壊すとかです。
最近では見かけませんは 私の祖父の時は故人愛用のお茶碗や湯呑みを割ると言う事をしていました。
他にも土葬の往き帰りで道を変える等の風習もあるようです。。
これらは全て、こっちへ戻らないようにするため、
つまり故人が真っ直ぐあの世へ行ける(成仏する)ようにと願うことから生まれた習俗のようです。
たの宗教はどうなのかと またまた興味が湧いてきます、、、
葬式の話は これくらいにして
全世界の人が見た事があると思う、ある儀式の話になります、
これはキリスト教の行為なのか????
この誰もが見た事あるその儀式とは?????
の話は?????
明日に続く、、、。