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社長&顧問ブログ

2024.6.14

不知の知

 

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです。

 

昨日までは

アフリカの話から いつの間にか 時計の話になってしまいました。

アフリカの事など 普段気にも留めないませんし

一体 どこに何があるのか? 又 政治体制や文化の事など

全く知らない事ばかりです。

 

アフリカのイメージを問われれば 砂漠 サバンナ 未開の地とかしか 浮かびませんが

アフリカ製の自動車もあるそうです。

きっと工業製品や精密機械も あると思います。

 

多くの人がそんなものは無いと勝手に決めつけているかもしれませんね

大いに反省すべき点だと思います。

 

エチオピアなどの国と 日本の接点を今一度学び直す必要があるのではと思います。

 

又 時間の話にしても 現代人は 時間に追われているとも言われますが

そもそも 時間と言う概念はいつ出来たのか? とかにも興味が湧きますね

 

日差しと影の関係から日時計を考えた人は誰だったのか?

古代ある人の考えが 広まっていったのか? 同時期に複数の人が思いついたのか?

など 興味が尽きません

 

考えてみますと 知らない事ばかりですね

時計はあるものだ 時間は進むものだ アフリカにも人はいるものだ と いつの間にか 当たり前の事だと思い 常識に囚われていることに気が付きます

 

論語の中に

「知られるを知るとなし知らざるを知らずとせよ これ知るなり」

と言う言葉があります。

賢さとは 自分が何をしっていて何を知らないのかを自覚する事

だと言う意味です。

 

前の総理大臣で 小泉純一郎首相が 国会で 野党から

「総理はご存知ないのですか?」 と切り込まれた時に

彼は 平然と知らないものは知らないと答え

その 後に この論語を引用して答弁していました。

 

この言葉は、孔子が、弟子に向けて語ったアドバイスです。

ソクラテスの「不知の知」に近い考え方ですね。

 

孔子の没後まもなく、中国よりはるか西方にあるギリシアで、かの有名なソクラテスが生まれました。

 

このソクラテスも孔子と同様のことを唱えていたのです。

それが「不知の知」または「不知の自覚」と呼ばれる考え方です。

 

「自分は何も知らない」ということを自覚している人間こそが最も賢い、

というものですね。

 

これはソクラテスの実体験に基づく気づきだったのです。

 

当時のギリシャには 興味深い習慣がありました

 

それは 何だったのか??

 

の話は

 

明日へ続く、、、。

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