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社長&顧問ブログ

2024.7.18

勧請

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです。

 

昨日までは 博多祇園山笠の話から それに関係する神社である

博多櫛田神社の話になりました

 

そこで 博多櫛田神社を調べて見ますと 三重県の松坂にある 松坂櫛田神社に

勧請して 博多でも祀られるようになったと言う話でした、

 

神社の話になると 松坂櫛田神社は紀元前に遡りますし

博多の 櫛田神社でも 1300年くらい前の話になるので

その創建についての真相は なかなかわからない事が多いです。

 

博多の人達は 博多櫛田神社は とにかく ずっと昔から博多櫛田神社があったと

思っていますから その神様が どこ出身だ? とかにも全く興味がないと思います。

 

しかし いきなり神様が来てくれるわけではないので 先に出来た神社に対して

こちらにも 来て下さいと 頼んで来て頂くと言うのが

この世界のルールの様です。

 

そして その事を 勧請とよび 読み方は かんじょう です。

 

博多の総鎮守・櫛田神社は、社伝では奈良時代の天平宝宇元年、西暦では757年に伊勢国松坂の櫛田神社から勧請を受け創建されたということになっていると昨日書きましたが

 

だが別の説では、佐賀県神埼の櫛田宮から分祀されたのが始まりともされる説もあるそうです。

 

神埼からの勧請説についてもその時期についてはいくつか異説がある。

平清盛が平安末期に日宋貿易の拠点として神埼から勧請し創建した、という説を福岡市の市史では採用しているそうですが、

 

そうなるとまたまた不思議になるのは 博多櫛田神社は 西暦757年創建と言う事は

はっきりしているようで、

しかし 平清盛が 産まれたのは 西暦1118年生まれらしいのです

 

そうなると 清盛が生まれる前に 博多櫛田神社は創建されているのですから

清盛が勧請して 博多に櫛田神社を創建したことにはならないのでは???

と考えられるのですが、、、

 

福岡市の市史にあるのは どうなのか??? と思ってしまいます。

 

実際これに異議を唱える人もいると言う事なので、正確なところはよくわからないですね、、。

 

「櫛田神社」かそれに類する社名の神社は各地にありますが、

それらはたいがいクシナダヒメ(ヤマタノオロチの生け贄にされるところをこれを退治したスサノオに助けられ、彼の妻になった)を祭神としているそうです。

 

しかし博多の櫛田神社はクシナダヒメを祀っていないのです、

この点ひとつをとってもこの神社の由緒には謎が多いと思ってしまいます

 

なんて事ばかり言っていたら

博多の人からは 例のフレーズの

「山笠のあるケン博多タイ!!」 「がたがた言うな!!」と一蹴されそうです。

 

 

とにかく 博多祇園山笠は 15日に追い山が行われ

夏の神事は無事に終わったのには 違いありません、、、、

 

めでたしめでたし。

 

しかし そうなると

またまた 新たな疑問が湧いてきてしまうのです、、、、

 

それは?????

 

明日に続く、、、、。

高光産業株式会社 公式サイト

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