EXECUTIVE BLOG
2024.7.23
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは 神輿の話から 東大寺へと話が飛んで行きますが、
大仏さんの話しの前に、、、
神輿と言えば 東京三社祭が有名ですね
私は完全に勘違いしていた事があります。
それは 三社祭りというのですから 東京の 有名な神社3つで
祭りをするので 三社と言うのかと思っていました。
神田明神 や 恵比寿でも神輿を担いでいるのを 見た事があるので
とにかく 三か所でのお祭りだと思っていたのです。
いわゆる、三社祭は、毎年5月に行われる東京都台東区浅草の浅草神社の例大祭の事を
指すのです。
全くの勘違いでした。
私が勘違いをしていたのは江戸三大祭の事で これを三社祭りと言うのだと思っていたのです。
で
江戸三大祭りは、神田神宮の神田祭、日枝神社の山王祭、富岡八幡宮の深川祭の3つを
指しているようです。
そうなると気になるのが
浅草神社だけで行われているのに 何故三社祭りと言うのか? この 三の意味するものは何なのか?? と思ってしまいますね、、、。
それを理解するのに 三社祭の起源とは何か?を知る必要があります。
そしてそれを知るには、都内最古の寺院・浅草寺の創始へとさかのぼる必要があるのでです。
時は飛鳥時代、推古天皇36年(628年)3月18日の朝早くに
現在の隅田川下流にあたる江戸浦で漁をしていた檜前浜成・竹成兄弟が、
網にかかった観音像を見つけたことに端を発するのだそうです。
兄弟がこれを地元の識者、土師中知に見てもらったところ、
“聖観世音菩薩像”であることが判明して
その後、出家した土師が自邸に祀ったことから浅草寺の歴史が始まったのだそうです。
そうです
この時の三人が居た事で 三社祭りとなったようです。
三人ならば 三者祭りと言ってくれれば混乱しませんが わざわざ 三社としているのは
3人が神様になったと考えて良いのではないでしょうか?
この三社祭りだけでなく 江戸の祭りで 神輿が出る時に
勇壮な男衆が 神輿の上に乗っているのを見た事がありました。
神様の乗りものに 上に乗っかって良いのだろうか??? と思った事もありましたが
最近 その姿を見なくなったので 何故かなと思っていましたら
何と 都の条例で神輿の上に乗ってはいけないと決められたそうなのです
何故そうしたのかは 大体は想像がつきますが
いつから乗る事になったのか? それも伝統なのか???
神輿が神様の乗り物であるのであれば 博多山笠には 人が乗っています。
これは許されるのか????など 疑問は残ります、、、
ま 博多山笠の場合は その歴史を見れば なんとなく理解できそうです
浅草も浅草寺と浅草神社 奈良の東大寺は 宇佐神宮から力を借りたと言う様に
何故か お寺と神社とは 昔から関係が深い気がします
それを紐解けば 東大寺に大仏ができた訳も分かってきますが
遠回りしてますが
その話は
明日へと
続く、、、。