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社長&顧問ブログ

2024.8.3

トンビが鷹を産む

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです。

 

昨日までは 江戸の花形 火消の話しでした

その中でも 加賀百万石お抱えの加賀鳶は ハンサム高身長ばかりですから

女性は勿論 男性からの人気があったようです。

 

本来は 幕末の 新門辰五郎の話に進まなければなりませんが、

ここで 鳶について、、

 

ずっと 鳶の話をしていましたが よく考えたら 最近の人は 鳶を知っているのでしょうか??

 

そもそも 鳶って何?? から話をしなければ

チンプンカンプンかもしれません

 

簡単に言うと 今で言う所の高所作業員の事を 鳶と呼んでいました。

 

なんだ 高所作業員か、、 と分かったとしても

その作業員が 今で言う消防団なのか??? と疑問に思うと思います。

 

高所作業員であったとしても 何故その人の事を 鳶って言うのか????? と

興味を持てば持つほど 分からなくなると思います

 

 

とにかく 高所作業員は鳶って言うんだよ で 終わらせてはなりません。

 

そもそも 鳶 トビと呼びますが  トンビと言う鳥の名前は聞いた事があるかと思います。

 

トビ、またはトンビは、タカ目タカ科に属する鳥類の一種なのです。

 

ほとんど羽ばたかずに尾羽で巧みに舵をとり、上昇気流に乗って輪を描きながら上空へ舞い上がる様や、「ピーヒョロロロロ」という鳴き声を聞いた事があるかと思います。

 

そうは言っても 東京の都心で見かけた事はありませんが

福岡では 中央区の西公園とか 多分ゴルフ場では見かけたと思います。

港に多いイメージがありますね。

 

日本ではもっとも身近な猛禽類なのです。

 

そういえば トンビが鷹を産む と言う言葉を一度は耳にした事があるかと思います。

 

意味としては

ごく普通の平凡な親から、優れた子供が生まれる事。を言います。

 

で、なんで鳶と鷹なのかですが、

それには昔の風習が関係しているのです。

 

昔の日本では、貴族の人たちが遊びで鷹狩りをすることがありました。

鷹狩りっていうのは、ただの狩りじゃなくて、遊びの一種として鷹を使っていたのです。

 

そのときに使われる鷹は、非常に優れた狩猟能力を持っていて、

力強さと高貴さを象徴する鳥でした。

それに対して、鳶は鷹と同じタカ科に属する鳥だけど、

体が軽くて、狩りにはあまり向かないとされていたのです。

この事から

普通の親からすごい子供が生まれることを表していて、親子の立場を鳶と鷹で象徴していると言う事なのです。

 

しかし この言葉いつから使われていたのでしょうね?

 

それは まだ 分かりません、、、。

 

まあ こういう事から トンビは身が軽いと言う事で 高所作業には身軽が向いているので 鳶職と言われるようになったのだと思います。

 

しかし 高所作業員が何故火消なのか?? には まだ疑問が残ります

 

それは???

 

明日に続く、、、。

高光産業株式会社 公式サイト

https://takamitsu.com/

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