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社長&顧問ブログ

2024.8.22

大棟梁

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです。

 

昨日までは ペリーが フィルモア大統領の親書をもって日本に来航して

開国を迫ったと言う話でした。

 

結局は自国の国民の事が最優先であることが分かります。

 

戦争も 自国の都合を最優先にするために起きているのだと思いますね

相手の事を思い 考えていれば 戦争など起きないでしょうが

自国民のわがままを聞くのが 政治なのか

そして これは 昔も今も変わらないのかなと思いますね

 

で 昨日の続きですが

親書の差出人である プレジデントを どのような経緯で大統領と訳するように

なったのか???

ですが、、、、

 

そもそも 日本には大統領制などありませんし 身分制度のなかで 武士が天下を獲り

それを朝廷が認めて 征夷大将軍と言う権威を与えていたのです。

平安時代までの朝廷から 武士社会になって 朝廷は 権威を発行する機関として

存在し続けたと言っても過言ではないと思います。

 

要するに 「あんたが一番」 と 言われないと 天下を治める権利を手にする事が出来なかったと言う事になります。

 

で 大統領と言えば 一般庶民の中から人気のある人が選ばれる制度ですね

 

そこから 幕府の役人は知恵を絞って

と言う事は 庶民から信望 人気がある人物がプレジデントだとなり

 

それは だれか??? と考えていました

居酒屋の大将でもないし 長屋のご意見番のご隠居さんでもない

 

先日から書いている 鳶職人が近いかもしれませんが 彼らは 火事の時には

建物を壊して行く事を職にしています

これでは 壊し屋のイメージが強いですね

 

では 他に誰がいるのか????

 

逆に モノを作る一、建物を作る人 となると 大工さんですね、

 

で、その大工を取りまとめている人は 棟梁と言うことになります。

 

そして 棟梁の中でも一番の力を持った人物が 大棟梁と言う事になるのでは

と考えたのです

しかし そのまま 棟梁の文字を使うにはと言う意見もでて

統一すると言う意味を含めたところで

大統領が良いのではと決まったのです。

 

最後に このように訳した人物は

江戸時代 末期の 儒学者である 林大学 だと言われているのです。

 

外来文字を日本語に訳するのにも頭使いますね

ここで ある疑問も残りますね

鎖国をしていた日本は オランダとしか関係がありませんでした

と言う事は 幕府の中に 英語が分かる人間が居るわけないのです

 

なのに 英語を何故訳せたのか????

と思いますね

 

その訳は

 

明日に続く、、、。

高光産業株式会社 公式サイト

https://takamitsu.com/

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