EXECUTIVE BLOG
2024.8.28
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは ジョン万次郎の話から
歴史は俯瞰して見ると思い白いと言う話でした。
しかし 必要な時に必要な事件が起こり そこに必要な人間が出て来ると
言う 流れ関係性が面白いと感じてしまうのです
最近の経営者の会とかで 尊敬する人物として 大体一番に上がるのは
坂本龍馬ですが、
昨日書いたように ジョン万次郎が養父からの虐めがなかったら
薩長同盟の考えなど浮かばなかったのではと思います。
話しは少しそれますが この坂本龍馬は 殆どの方はご存知かと
思いますが
明治時代は 彼の事を知る人は殆どいなかったのですよ
彼が 有名になったのは、、
これは 前にも書いていますが 改めて書くと
日露戦争の時 世界最大のバルティック艦隊が 日本へ向けて来てる時
この最強の艦隊がくると日本は負けてしまい
ロシアの属国になると 恐怖におののいていた皇后陛下が、
ある時夢を見て そこに 白装束の坂本龍馬が出て来て 彼が
「この日本は私が守る!」と皇后陛下に言われたと言うのです。
その事が 翌日の新聞で 大々的に取り上げられて 国民は 坂本龍馬の事を知り
明治維新の立役者であった事を知る事になるのです。
後日談ですが 実は この話は 戦意高揚の為の プロパガンダだったと言われています。
そして 最近の経営者の 坂本龍馬は 司馬遼太郎の書いた龍馬が行くに書かれた
いわゆる 司馬史観に影響されてるのですが
いずれにしても 戦意高揚になりましたし 経営者の精神的支えになっているなら
龍馬は 喜んでいるのではないでしょうか?
であるならば この人を世に出した ジョン万次郎をイジメた養父を褒めるべきだと
勝手に思ってしまいます、、、、。
英雄は 後世の人が作っているのが殆どで 戦争に勝てば官軍 負ければ賊軍で
負けた方は 世界からバッシングを受けますね
その際たる人が ヒトラーでしょう、
しかし ヒトラー以上に残忍で多くの人を抹殺したと言われる スタリーンの事は
あまり取り上げられませんね
第二次次大戦中のスターリングの戦いの中で 優勢なドイツ軍に怖気て
自軍に帰る兵士を撃ち殺したと言うのは有名な話です、
どうも 今行われている ウクライナとの戦いでも 逃げ戻る兵士を撃ち殺している
と言う話があります。
こうなると 兵士は 前向いても崖後ろ向いても崖の状態に陥り
であれば 死を覚悟して 敵に向かってるのですから
なんとも言えませんね、、
と言う事で 話は又逸れましたが
歴史を俯瞰して見る話として もう一つ 随分まえにブログでも書いていますが
万次郎の様に嵐にあって ロシアに漂流した漁民の話があります。
多くの漁民は日本に帰る事夢見て 当時のエカテリーナ二世が 彼らを日本に
帰すと言う美談があるのですが
この話にのらなかった男が居たのです
長年思い続けた帰国なのに 仲間は何故??? と
一緒に帰ろうと 説得しますが 彼は同意しません
なんか ビルマの竪琴のような話ですが
しかし この偏屈な男が これまた日本を救う事になるのです。
本人はその時は全く気が付きもしません
しかし その頑固さが それから80年後の日本を救う事になるのです。
彼が居なかったら 日本は 植民地化してたかもしれないのです
この 話は?????
明日へ続く、、、。