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社長&顧問ブログ

2024.9.21

ルールに従って

高光産業株式会社 妹尾八郎です

昨日からの続きです。

 

昨日までは 中秋の名月の話しから 月見団子の話になってしまいました。

これに関係して 今でも残っている風習として お月見泥棒と言う風習があるそうだと

言う話でした。

 

物を盗み出す「泥棒」は、本来なら許されない行為ですが、

今でもある地域では「お月見泥棒」と呼ばれる、ほのぼのとした行事が残っているそうなのです。

「お月見泥棒」とはびっくりするような名前ですが、どんな由来でつけられたのか、

どういう行事なのか気になりますね、、、。

 

お月見泥棒は、中秋の名月に子供が地域の各家庭を周ってお菓子やお供え物を持っていく行事なのです。

 

中秋の名月には芋名月という別名があるそうで、

この芋名月の日に畑の芋を盗まれると豊作になるという言い伝えがあるんですよ。

 

盗むと言っても根こそぎではなく、

片足を畑に入れてその周りだけ盗んでも良いというものだったそうです。

 

また、子供は月からの使者と言って、食べ物を盗まれると豊作になる

という考え方もあったようで

「子供が盗んだのではなく月の使者が持っていった」という、

地域独自の見守り方だったのです

 

この芋名月に畑の芋を盗まれると豊作になる

子供に食べ物を盗まれると豊作になる

という2つの考え方が変化して、

「中秋の名月に、子供がお菓子を盗んでも良い」

という風習が生まれたというわけのようです。

 

このお月見泥棒には、盗む側にも盗まれる側にも一定のルールが地域によって決められていたようです。

まず盗む側ですが、地域の子供が各家庭を回ります。

各家庭の玄関先にはお菓子がおいてあるので、1~2個もちだしますが、

お菓子は全て盗まず、あとから来る「お月見泥棒」の分を残しておくのです。

 

そして盗む時は

お月見泥棒です!

お月見ください!

と、声掛けするとの暗黙のルールがあり、

注意点としては、用意されたお菓子以外は持ち出さないと言う事と

家の人を呼び出してまで、お菓子を請求してはいけないと言う事もルール化されている

地域があるそうです。

一方の盗まれる側の家庭では、

地域の子供に一つずつ当たるようにお菓子を用意します。

うまい棒・チロルチョコ・個包装のクッキーや飴などの、小さなお菓子が最適のようです。

あとは子供が訪れる時間に合わせて、玄関先に取りやすいようにお菓子を置いてるそうです。

 

このお月見泥棒と言う風習は 私は知りませんでしたが

関東では 多摩地区 とか 山梨でもあるそうで

九州では 大分県や鹿児島県の一部でも残っているようです。

お月見泥棒は子供にお供え物を盗まれることで、豊作の縁起をかつぐ行事だと言うことです。

そのため盗まれたい家庭では、わざと手に取りやすい場所にお菓子を置くんですね。

 

で この風習ですが なんとなく 海外のアレと似ている気がしませんか???

 

その

アレとは?????

 

明日に続く、、、。

高光産業株式会社 公式サイト

https://takamitsu.com/

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