EXECUTIVE BLOG
2024.11.9
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日は識字率の話しでした。
日本人の識字率は 古くから非常に高かったようで、
そのおかげで 植民地化にもされず 又戦後 日本語をローマ字化しようと
言う動きにもなりませんでした。
昔からの書物として 有名なのが
清少納言の枕草子 と紫式部の 源氏物語ですね、
一般庶民までは読めなかったと思いますが それでも 多くの人が
この書物を読んでいたと思われます。
では 最初の読み物と言えば何か??? は古事記と言われています。
古事記は、現存している日本最古の書物ですね。
昔ながらの読み方をすると「ふることふみ」。
『ふる』→いにしえの 『こと』→出来事を 『ふみ』→まとめた書物
という、割とそのまんまの意味です。
古事記には天地の始まりから、
神々の誕生、日本の島々の誕生、神々による日本の国づくり、
そして天皇の御代の始まり、古代の天皇から推古天皇の御代までのエピソードが
『日本の歴史』として、上中下の3巻にまとめられているのです。
なかなか読まれてる方は少ないと思います。
堅苦しいイメージを持つかもしれませんが、ざっと見てみますと
自由奔放な生き生きとした神々の神話や、ロールプレイングゲームさながらの日本建国の物語、古代皇族の切ない恋物語等が書かれているようです。
良く読んでみますと、明治から昭和の堅苦しい大日本帝国の時代の人達より
現代人の方がよっぽどわかりみの深い本になっているともいわれています。
何故古事記が書かれたかと言いますと
古事記の序によれば、
ある日、天武天皇が
「自分が聞いた話によると、諸々の家が持っている歴史書は、すでに真実と違って虚偽が加わっているらしい。今のうちに、しっかり歴史をまとめておかないと、幾年も経たないうちに本当の歴史は失われてしまうだろう。歴史は国家の基礎だし、歴朝の功績だ。だから、なにが嘘か、なにが本当か見極めて、撰録した歴史書を後世に残そう」
と言ったことにより、歴史編纂のプロジェクトが始まったとされます。
このような立派な指導者が居なかったらどうなっていたのでしょうね、
色々な人が編纂している所は
聖書と同じような感じがします。
どちらも 天地創造から始まっているのですよね、、
中身を良く読めば 面白いとはいうものの
やたら 神様が出て来るので この相関関係を頭に叩き込むのが 大変です。
今の NHKの大河ドラマは これより後の時代ですが
古事記を 大河ドラマ化にする事って可能なのか?? と思ってしまいますね
まあ なんでも最初から無理だとは思わず 他力本願ですが 誰かが作ってくれることを
期待したいと思います。
なかなか 明治天皇の話に戻れませんが
この古事記のあと 文学的にも有名な 枕草子と源平物語が出て来るのですが
今放映されている NHKの大河ドラマでの 二人の作者の話が出て来るらしいのですが
私は見てないので どんな内容か 把握していません、
しかし この 清少納言と紫式部の事で ある興味が湧きました
それは????
は
明日へ続く、、、。