EXECUTIVE BLOG
2024.11.24
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは 平安時代の話から
大化の改新の話しになってしまいました。
平安時代の文化を語るのに必須なのが 大化の改新の前に行われ始めた
遣唐使の話しが分からないと紐解けないのです。
遣唐使により 様々な文化が唐より持ち込まれ その中に 多くの漢詩も含まれていました。
朝廷を中心に 漢詩を読む勉強をしていたと思います。
それが あっての 平安時代の清少納言の文学へと続くのです。
この遣唐使は 平安時代に中止となります。
これから 輸入に頼っていた文化から 日本固有の文化が発展していく事になるです。
本来であれば 何故遣唐使が中止になったのか?? それからの日本文化は
どのように発展していくのか??? の話しに進んで行かなけれななりませんが、
昨日は 勤労感謝の日でした
話しは またまた それで 今日はこの勤労感謝の日の話しになります。。
11月23日は勤労感謝の日で祝日になっていますね。
昨日は土曜日でしたから 休日は月曜日に振り替えになりませんので
休みが欲しかった人は少し残念に感じたかもしれませんね、、
『勤労感謝』っていう名称からして、
とりあえず『働いている人に感謝する日』っていう印象を受けると思います。
実際に法律では
『勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう』となっています。
しかし、
もし勤労感謝の日が『働いている人に感謝する日』だとイメージしているのであれば、
それは戦後の洗脳教育に染まっていることを意味しているかもしれません。
最近の方はご存知ないと思いますが
実は、11月23日が『勤労感謝の日』とされたのは、戦後からなんですよ。
戦前は『新嘗祭(にいなめさい)』という、お祭りの日だったのです。
『新嘗祭』とは、その年の五穀豊穣を祝い、神様に感謝するお祭りです。
つまり、お米の収穫の祝う日つまり収穫祭だったのです。
かつては『新嘗祭』の日を迎えることで、初めてその年の新米を食べることが出来ました。
新嘗祭の「嘗」は「なめる」「にえ」などと読む漢字ですね。
「味を見る」「舌先でなめる」などの意味を持つため、
その年に収穫した新しい穀物で作った食事や酒を味わう(嘗める)ことを新嘗(にいなめ)といい、その祭りを新嘗祭と呼ぶことになったのです。
新嘗祭の由来は、「天孫降臨」といわれる神話の時代までさかのぼるような事が
古事記に記されているようです。
ただ これを正式に行われたのは
飛鳥時代の642年、 すなわち大化の改新3年前の皇極天皇が最初に新嘗祭を行った人物だと言われているのです。
この『新嘗祭』は、宮中祭祀であり、現在でも皇居内で行われています。
つまり、千年以上も前からずっと続いている、日本にとって非常に大切なお祭りだと言う事なのですよ。
では、なぜ新嘗祭が勤労感謝の日になってしまったのでしょうか???
ここが問題だと言われています
それは、戦後の洗脳教育によるものと言われているからです。
大東亜戦争で負けた日本は、アメリカに占領されました。
占領政策を担ったGHQは、二度とアメリカに盾突くことが無いように日本の弱体化を推し進めたのです。
そのためには、天皇と国民のつながりを断つ必要がると考えたようです。
それで その政策の一環として、日本で最も大切にされてきたお祭りである宮中祭祀
『新嘗祭』を偽りの姿に変えてしまう必要があったのです。
つまり、
アメリカが日本を弱体化させるために取ってつけた祝日、
それが勤労感謝の日になったと考えている人が多く居ます。
祝日には必ず意味がありますね。これは、どこの国でも一緒です。
何でもない日に、国民は休みになりません。
その国が何を大切にしてきて、その国がどんな文化を持っているのか?
そういった『国の根幹』が隠されているのが、祝日ですね、
祝日の意味を知ることは、その国の本質や起源を知ることになると思います。
日本の祝日の意味を知れば、日本がどういう国なのかを知ることも出来ます。
そういう事で 正しく歴史を学ぶことは大切だと思うのですが
現代教育は 丸暗記で覚えさせて 中身まで学ぶことが中々出来てませんね、、
キチンと日本の歴史も学び直さなければと思います。
で
出来事の名前だけしか知らない方も多いと思われる 大化の改新の
話しに
明日に続くのか???