EXECUTIVE BLOG
2025.1.20
高光産業株式会社 妹尾八郎です。
昨日からの続きです。
昨日までは 私が今 何故ハワイに来ているかと言う話でした。
太平洋電子通信協議会の世界会議で 日本から仲間を連れて毎年来ているのです。
この様な 世界組織に何故 私が関わるようになったのかが
今日からの話になります。
私は 10年ほど前にPTC日本委員会にイノベーション交流会を設立いたしました。
と言うか 設立させて頂きました。
PTC日本委員会内に「イノベーション交流会」を立ち上げた取り組みは、
未来へのビジョンと、通信業界の変革を支える強い想いがあったからです。
**PTC日本委員会**は、
アジア太平洋地域における通信技術の発展と連携を目指す
「太平洋電子通信協議会(PTC)」の日本支部として設立され、通信技術を軸にした地域活性化や国際的な協力を推進してきました。
そんな中で 私がPTCに求めたものとして
– **技術と社会の橋渡し**
通信技術が社会全体の課題解決にどのように寄与できるかを模索。
– **日本の国際競争力の向上**
日本独自の技術や知見を発信し、国際的なリーダーシップを確立。
– **持続可能な発展**
環境に配慮した技術の推進や、次世代を見据えた取り組み。
こうした目的を実現するための「交流の場」として、イノベーション交流会設置を
提案させて頂きました。
通信技術は日々進化しており、5GやIoT、AIなどの新技術が次々と登場しています。
この変化に対応し、業界全体の競争力を高めるには、現場での課題を共有し
解決策を模索する場が必要でした。
私は、こうした「オープンな議論の場」を作ることで、技術革新を加速させようと考えたのです。
通信技術の発展は、それ単体で成し遂げられるものではなく、他分野との連携が不可欠ですね。
たとえば、
– 医療と通信技術(リモートヘルスケア)
– 農業と通信技術(スマート農業)
– 教育と通信技術(リモートラーニング)
こうした異分野間の協力を促進するため、業界や立場を超えて交流できる場を設けたかったのです。
通信業界の未来を支えるのは、次世代の若手技術者や研究者です。
しかし、彼らが学び成長する機会は限られています。
イノベーション交流会は、若手人材が新しいアイデアを提案し、
ベテランと直接意見交換できる貴重な場として機能させるための場所なのです。
その為に、
従来の会議形式にとどまらず、ワークショップやディスカッションを通じて
参加者が積極的に関わる仕組みを導入し
これにより、現場からのリアルな声を吸い上げることが可能にするようにしました。
又
通信業界だけでなく、エネルギー、環境、教育など幅広い分野をテーマに取り上げています。これにより、新しい技術の応用可能性が広がるようにしております
さらに
アジア太平洋地域を中心に、海外の専門家や企業も招待し、グローバルな視点で議論を展開し、
これにより、日本国内の技術者が国際的な知見を得る場にもなっています。
イノベーション交流会は、単なる業界イベントではありません。
それは、通信技術を通じて社会を変えるための「エコシステム」の構築を目指す取り組みなのです。
今後の展望として考えているのは、
環境負荷を軽減しながら、より多くの人々に恩恵を届ける技術の開発。
地方の課題を通信技術で解決し、地域活性化を促進。
日本が通信技術の分野でアジア太平洋地域を牽引する存在となる。
を仲間と共に考えているのです。
技術と人、そして地域をつなぐこの取り組みが、どのように私たちの未来を変えていくのか?を
今回の ホノルルでの会議で 学びたいと思います。
明日は その中身は????
に続くか????