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社長&顧問ブログ

2025.1.29

ハワイ州の旗

高光産業株式会社

妹尾八郎です。

 

昨日までは ホノルル空港がダニエルイノウエ国際空港に名称変更となった

ダニエルイノウエの人物についての話しでした。

 

彼は 日系人だけでなく 我々日本人にとりましても尊敬できる人物ですね、、

 

で そのハワイですが

行かれた事がある方は 分かると思いますが

島内で見かける アメリカの国旗の横に イギリスの国旗のような ユニオンジャックが

デザインされた旗を見かけた事があるかと思います。

 

ハワイはイギリスにも関係するのかと思ってしまう旗ですよね、、。

今日はハワイ州の旗がイギリス風なのはなぜ?意外な歴史的背景とはについてです、、、

 

アメリカの50州の中でもひときわユニークなハワイ州の旗のデザインには、

左上にイギリスの「ユニオンジャック」が描かれているのです。

他の州旗とは大きく異なり、

一見すると「イギリスに由来する州なの?」と思ってしまいます。

 

実はこのデザインには、ハワイの歴史と国際関係にまつわる興味深い物語が隠されているのです。

現在のハワイ州旗は、

ユニオンジャックに加え、赤・白・青の8本の横縞が描かれています。

この横縞は、ハワイ諸島を構成する主要な8つの島を象徴しているのです。

デザイン自体はアメリカの州旗の中で唯一無二であり、

その歴史的な価値からアメリカ領となった後も引き継がれました。

 

ハワイの統一を成し遂げたのはカメハメハ大王ですが、

彼は国際的な影響力を理解し、特にイギリスとの関係を大切にしていたのです。

大王は、イギリスの航海技術や軍事力を高く評価し、それらを参考にすることで自身の支配基盤を強化しました。

そもそも

ハワイとイギリスの関係が始まったきっかけは、ジェームズ・クック船長の探検がはじまりです。

クックがハワイ諸島を訪れたことで、イギリスはハワイの存在を知り、以後の外交関係の基盤が築かれました。

その時にカメハメハ大王は、ハワイ王国の旗にイギリスの国旗を取り入れることで、

友好の意を示しましたのです。

これが現在のハワイ州旗のルーツとなっていると言う事なのです。

 

1893年、ハワイ王国はアメリカの支援を受けたクーデターで崩壊し、

1898年には正式にアメリカ合衆国の領土となりました。

しかし、ハワイ王国時代に使用されていたこの旗は、

ハワイの歴史を象徴するものとして大切にされ、1959年にハワイが州に昇格した際、

州旗として公式に採用されたと言う事になるのです。

 

ハワイ州旗には、ハワイが辿ってきた独自の歴史と、

国際関係の中での複雑な立ち位置が色濃く反映されているのです。

ユニオンジャックはイギリスとの友好の象徴であり、横縞はハワイ諸島の一体感を表しています。

この旗を見るたびに、ハワイがいかにして多国籍な影響を受けながら、

独自の文化とアイデンティティを守ってきたかを思い起こさせられますね。

 

次回ハワイを訪れた際には、この歴史を思い出しながら州旗を眺めてみるのはいかがでしょうか?ハワイの魅力がさらに深まること間違いなしです!

 

では この王国が何故???

 

の話は

 

明日へ続く、、。

高光産業株式会社 公式サイト

https://takamitsu.com/

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