EXECUTIVE BLOG
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2019.6.18
高光産業株式会社 妹尾八郎です
話は 横道にそれていましたが
ここで 高光産業ITへの道の続きに戻ります。
営業をしていくには
ハロー効果と 単純接触の法則が必要だということは
学んだのですが
実際これが簡単なことではないのです。
頭では分かっていても実践することが大変で
これを 実現するのに 約20年の道のりを経るのです
今回からは そこへITを活用して向かうまでの道を 書かせて頂きます。
高光産業入社後は 本当に大変な日々でした。
高光産業と言う名前では分かりにくいのですが もともとは倉庫会社です。
本社所在地は 福岡市の博多駅から5分ほどのところにあります。
物流会社とか 倉庫会社とか 運送会社とか 普通の方には違いが判り難いと思います。
しかも これらの業種は許認可制なので きちんと許可 認可を受けなければ業務はできません。
そして 倉庫と運送を一体としたものが 物流会社を考えて頂いてよいと思います。
日本の場合 メーカー工場は 関東とか関西に集中しています。
ある食品会社の事例で言えば 関東に生産工場があるのですが 九州にいる 消費者は
自分が食べる食品を スーパーとかで買い物をするときに その商品がいきなりその小売店へ運ばれてくるのではないのです 。
通常 メーカーと
小売店の間には 卸問屋と言われるものが介在します。
最終的には 卸問屋から小売店に商品が納品されるのです。
それで 一般消費者は食品を手にすることが出来るのです。
では 工場から問屋に必要に応じて荷物が送られるのかと言うと、それも違っていて
メーカーが 工場で生産したものを いったん 九州であれば 九州の倉庫にほぼ全商品を移送させて 問屋からの注文に応じて必要な商品を選別して 倉庫から問屋さんへ必要な商品の移動を行うわけです。
このように メーカーさんの一時預かり場所が倉庫と呼ばれています。
その倉庫から各地の問屋さんまでの移動を行うのが 運送業者です。
今では 倉庫と運送を両方行う業者がほとんどですので これらを一般的に物流業者と呼んでいるのですね。
荷物を預かるだけなら簡単な仕事だなと思われる方も多いかもしれませんが
工場から来るトラックの荷物を降ろすには それだけの荷捌きスペースが必要ですし そこまでの取り付け道路も狭くては非常に不便です、 おさらいですが、最初のブログでも書いているように、 効率よい物流センターを構築するため ここで 業者が複数集めって協同で資金を融資してもらう必要があるのです。 それが 商工中金の仕事とは述べましたよね、
立派な効率よい物流センターがなければ 仕事もはかどりません、
でも物流センターを作っただけでは お客様を獲得できません。
マンションでも建築した後 業者が一生懸命宣伝しながら営業をして 売っていくように
物流業者も 設備が整っていても、ただ待っていては荷物は入ってこないのです。
それで 営業という行為が必要になるのです。
こちらが 荷物預けませんかとか 配送させてくださいとか言ってからといって
すぐに契約ができる事はありません。
既にお客様は どこかと契約していたりしてるわけですから はいそうですか と
言うわけには行かないのです。
又 新たな製品を生産したり 九州地区で新たに販売戦略を練る企業を見つけたりもしなければなりません。
私は 高光産業に入社してからというもの 最初は現場仕事に終始しておりました
午前3時くらいには倉庫に出勤して 社員が来る九時くらいまでには 入庫の段取りを終えていて すぐに出荷の準備に取り掛かれるようにしていて 夜も 商品出荷終了後は 伝票整理とか在庫管理夜の9時くらいになっていました。 当然日中は ほとんどが 出荷作業をしていたのです そして その合間を縫って 営業にも出かけていました。
良く体育会系の人間は 体が出来ているとかの話を聞きますが 私は入社以来数十年と体育会系以上の肉体労働をしていたような感じです。
そのおかげなのか 体は非常に頑丈になったと考えています。
現場仕事をしながら合間を縫っての営業、 現場仕事しながら業務を覚えてそれを活かして営業をするのです、
それでは どんな営業を行っていたのか？ またその営業の中で
何を見いだして行ったのか？？
明日に続く
