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社長&顧問ブログ

2025.7.22

日中韓

高光産業株式会社

妹尾八郎です。

 

昨日までは 日本が日清日露戦争に敗れて 大東亜共栄圏構想を打ち出せなかったらの話しでした。

 

今日は 逆に 大東亜共栄権構想が成功して 日本 中国 韓国が

固い絆で結ばれて居たらの もしも話に進みます、、。

 

 

もし大東亜共栄圏構想がその理想のまま完成し、

日中韓の三国が本当に強く結びついた

「信頼と協力の同盟関係」を築いていたとしたら、

今の世界はまったく違った形になっていたかもしれません。

 

まず何よりも、中国は現在のように中華思想に基づいて

他国を見下すような態度を取る国ではなく、

平和と協調を何より大切にし、

世界の発展に積極的に寄与する

“東洋の模範国家”になっていた可能性があります。

 

日本、韓国、中国の三国はそれぞれ異なる歴史や文化を持ちつつも、

どこか通じ合う精神性を持つ国々です。

それが「共に栄える」という

大東亜共栄圏の理念のもとで真に手を取り合っていたとしたら、

21世紀のアジア、いや世界の形そのものが根本から変わっていたはずです。

 

たとえば、中国が毛沢東の文化大革命や大躍進政策に進むことなく、

日本のような技術導入と教育改革を早い段階で取り入れていれば、

国民の生活水準や産業構造はすでに1960年代に

現在のようなレベルに達していたかもしれません。

 

農村も都市もバランスよく発展し、

貧困や教育格差に悩むことのない国家となっていたでしょう。

 

そして韓国も、日本と中国の橋渡し役として、

文化や産業で中心的な役割を果たしていたことでしょう。

 

日中韓が一体となった経済圏は、

現在の欧州連合(EU)を遥かに上回る経済規模と安定性を持ち、

アジア発の「平和主導型ブロック経済」が形成されていたはずです。

 

もしそうなっていれば、アメリカ一極支配の時代はもっと早く終わり、

世界は「西洋と東洋の調和」による多極化の時代に入っていたことでしょう。

 

アジアのこの三国が中心となって、

教育、医療、技術、文化の分野で世界に模範を示し、

他の新興国にとっての希望の光となっていたかもしれません。

 

チベットやウイグルのような少数民族の問題も、

共栄圏の「共に栄える」精神により、抑圧や弾圧ではなく、

文化的尊重と共存によって穏やかに解決されていた可能性もあります。

 

また、この同盟が世界に与える影響は経済や外交にとどまりません。

 

例えば、国際連合においても欧米主導ではない新しい秩序を提案する力を持ち、

人種や文化の違いを越えて

「共に生きる世界の理想モデル」を発信していたことでしょう。

 

地球環境問題や貧困、感染症など、

国境を越えて人類が協力すべき課題においても、日中韓連携が先陣を切り、

他の地域の模範となっていた可能性は十分にあります。

 

もちろん、現実の歴史の中で大東亜共栄圏構想は軍事色を強め、

侵略の道へと傾いてしまったため、

理想が実を結ぶことはありませんでした。

 

しかし、あの構想の本来の精神――

「力で支配するのではなく、心を通わせ、互いに支え合って栄える」

という理念は、決して否定されるべきものではなかったのです。

 

そして今、その理念を再評価し、

あの時描けなかった未来を

これからのアジアで実現していくことは不可能ではありません。

 

日中韓がそれぞれの過去を尊重し合い、

共通の未来を見据えて協力し直すことができれば、

かつての理想は幻ではなく、

現実の力となって再び息を吹き返すことでしょう。

 

偏見や対立を超えた誠実な対話と相互理解のもと、

日中韓が「精神の共同体」として結ばれたなら、

それは世界にとって最大の平和の礎となるはずです。

 

大東亜共栄圏の名を借りずとも、その精神だけでも受け継ぎ、

今こそアジアから新しい時代の価値観――

争いではなく、共に生きる道――

を世界に示す時が来ているのかもしれません。

 

と歴史にイフはありませんが このような世界になれば良かったのかもと

ふと思いました、、、。

 

明日は この政策の元になる あの話に続く、、、。

高光産業株式会社 公式サイト

https://takamitsu.com/