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2025.10.27

「複合発酵技術を活用した循環型トイレの都市での実装」が 「東京ベイeSG プロジェクト 令和7年度先行プロジェクト」に採択されました。

高光産業株式会社、株式会社アストゼイン、東急株式会社他で構成するコンソーシアムが応募していた
「複合発酵技術を活用した循環型トイレの都市での実装」実証事業が、東京都主催の「東京ベイeSG プロジェクト 令和7年度先行プロジェクト」 に採択されました。

この実証事業は、複合発酵技術を活用した循環型トイレの有効性を確認するとともに、植栽や壁面緑化への緑化効果・ヒートアイランド対策への効果を検証します。

平時は水資源の有効活用と都市環境の改善を可能にし、かつ災害時も通常の生活環境と同等レベルで利用できる循環型トイレの技術の確立を図ります。
水資源の再利用には微生物を用いた複合発酵技術が使用しますが、微生物は温度等の環境や生育度合いで働きが異なります。
結果は浄水の程度となって現れるため、この平準化を目的として当社のオゾン水生成セル(特許取得済み)を利用し最終処理することで、より高度な水質改善を実現しています。

オゾン水による水処理は大型の浄水場でも使用されており、小型化、高出力化の可能な当社製品が採用されました。
実証事業の後半は、東急線沿線の駅に循環型トイレを設置し、生活に身近な場所から循環型社会に貢献できる仕組みづくりとレジリエンスの向上につなげます。

この事業を通じて、複合発酵技術を活用した循環型トイレの運用スキームを確立し、
これまで地方部に多く導入されてきた循環型トイレを、都市でも活用し、東急線沿線をはじめとしたさまざまなエリアの施設への導入を促進することで、循環型社会の実現に貢献していきます。