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社長&顧問ブログ

2026.6.16

いつ特許のアイデアは生まれるのか

高光産業株式会社

妹尾八郎です

 

昨日までは

私が何故特許をいくつも取得したのか?

の話しでした、、、。

 

今日は

「どうしたらそんなアイデアを思いつくのですか?」

特許の話をすると、よくそう聞かれますので、

この話に進みます。

 

実は、私は「特許を考えよう」と思って考えているわけではありません。

むしろ逆です。

日常の中で誰かが困っている話を聞いた時に、

その問題をどうすれば解決できるのかを自然と考えてしまうのです。

 

例えば、

「営業がうまくいかない」「良い商品なのに売れない」

「人材が集まらない」「贈り物をしたいが相手の住所が分からない」

「広告費をかけても反応が少ない」。

多くの人はその話を聞いて、

「それは大変ですね」で終わるかもしれません。

 

もちろんそれも大切なことです。

 

しかし私は昔から少し違いました。

「なぜそうなるのだろう」「何が原因なのだろう」「仕組みで解決できないだろうか」

そんなことを考え始めるのです。

 

ある意味では職業病のようなものかもしれません。

 

人が困っている話を聞くと、その困りごとが頭の中に残ります。

そして気が付くと、その問題を解決する方法を考えているのです。

 

だから特許のアイデアというのは、

机に向かって生まれるものではありません。

人との会話の中に種があります。

世の中の不便の中に種があります。

誰かの悩みの中に種があります。

私はその種を見つけると、しばらく頭の中で育てるのです。

 

するとある瞬間に、

それまでバラバラだった点が一本の線でつながることがあります。

 

「そうか、この方法なら解決できるかもしれない」

そんな瞬間が訪れるのです。

 

では、その瞬間はいつやって来るのでしょうか。

不思議なことに、考え抜いている時よりも、

心が静かな時の方が多いのです。

 

私は13年間、一日も欠かさず朝参りを続けています。

雨の日もあります。

風の日もあります。

体調が優れない日もあります。

それでも朝の時間だけは大切にしてきました。

 

静かな朝の空気の中で歩いていると、

ふと昨日まで考えていた問題の答えが浮かぶことがあります。

 

考えようとしているわけではありません。

むしろ頭を空っぽにしている時に、突然アイデアがやって来るのです。

 

また、飛行機に乗っている時もそうです。

離陸して機体が安定すると、私は本を読むこともありますが、

時には軽く目を閉じます。

眠るわけでもなく、ただ静かに考え事をしない時間を作るのです。

すると不思議なことに、

普段は見えていなかったものが見えてくることがあります。

 

「あの仕組みとこの仕組みを組み合わせたらどうだろう」

「あの業界の問題は別の業界の成功事例で解決できるのではないか」

 

そんな発想が自然に浮かんでくるのです。

 

おそらくアイデアというものは、無理に絞り出すものではなく、

普段から問題意識を持ち続けている人のところへ、

ある時ふっと訪れるものなのだと思います。

 

だから私は特許を思いつこうとしているのではありません。

世の中の困りごとを解決したいと思っているだけなのです。

 

その思いを持ち続けていると、

ある日突然、点と点が結び付いて新しい仕組みが見えてきます。

 

そして、

その仕組みが多くの人の役に立つ可能性があると感じた時に、

初めて特許という形にしていくのです。

 

振り返れば、これまで取得してきた特許の多くも同じでした。

 

情報仲介装置も、電子商取引も、人材マッチングも、式典管理も、

すべて誰かの困りごとから始まっています。

 

つまり、私にとって特許の出発点は技術ではありません。

 

人です。

人の悩みです。

人の願いです。

そして、その願いをどうすれば実現できるのかを考え続けることです。

 

これからもきっと同じでしょう。

 

誰かが困っている話を聞けば、私はまた考え始めると思います。

「どうすれば解決できるだろうか」と。

 

そしてある朝、あるいは飛行機の窓から雲を眺めている時に、

新しいアイデアがふっと姿を現すのかもしれません。

 

発明とは特別な才能ではなく、

目の前の人の困りごとを

自分のこととして考える習慣から生まれるものなのだと思っています。

 

高光産業株式会社 公式サイト

https://takamitsu.com/

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