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社長&顧問ブログ

2026.7.10

弁財天様

高光産業株式会社

 

妹尾八郎です。

 

昨日は、恵比寿様がなぜ鯛を持っているのか、

その意味の話しでした。

 

恵比寿様は、自ら釣り竿を持ち、努力して鯛を釣り上げる姿を通して、

「努力」「感謝」「ご縁」の大切さを教えてくださる神様でした。

 

今日は、七福神の中で唯一の女性、「弁財天」の話に進みます、、、。

 

神社やお寺で弁財天をお見かけすると、

多くの場合、手には「琵琶」を持っておられます。

 

「どうして神様なのに楽器を持っているのだろう?」

そう思われたことはありませんか。

 

実は、弁財天の始まりは日本ではありません。

 

今から二千年以上前のインドで信仰されていた

「サラスヴァティー」という女神が、そのルーツです。

 

サラスヴァティーは、美しい川を司る神様でした。

川は、人々に水を与え、田畑を潤し、多くの命を育てます。

昔の人々にとって、水は命そのものでした。

そのため、水の流れのように美しい言葉や音楽、知恵や学問も、

人々の心を豊かにするものと考えられるようになりました。

 

やがて仏教とともに中国を経て日本へ伝わり、

「弁才天」と呼ばれるようになります。

 

さらに「才」の字は「財」と同じ読み方であることから、

人々は「財を授ける神様」としても信仰するようになりました。

こうして弁才天は、現在の「弁財天」となったのです。

 

しかし、ここで考えてみたいことがあります。

 

本当に弁財天は、お金だけを授ける神様なのでしょうか。

実は、そうではありません。

 

弁財天が与えてくださる最も大きな宝は、「人を幸せにする力」です。

 

美しい音楽を奏でる人。心に残る文章を書く人。

人を励ます言葉をかけられる人。新しい技術を生み出す人。

人を笑顔にする仕事をする人。

 

これらはすべて、その人だけが持つ「才能」です。

そして、その才能は、

自分だけのために使うより、人の役に立てたときに大きな価値を生みます。

 

例えば、

一曲の音楽に励まされた経験はありませんか。

一本の映画に勇気をもらったことはありませんか。

一冊の本を読んで、生き方が変わったことはありませんか。

 

ある人の何気ない一言に救われたことはありませんか。

そこには

お金では買えない感動があります。

人の心を動かす力があります。

 

弁財天は、

そうした「心を豊かにする力」の象徴なのです。

だから、弁財天は琵琶を持っているのでしょう。

琵琶は、人の心を和らげ、喜びを分かち合うための楽器です。

 

音楽には、国境も言葉の壁もありません。

悲しいときには心を癒やし、

嬉しいときには喜びを何倍にもしてくれます。

 

それは、人と人をつなぐ橋のような存在です。

 

現代でも同じではないでしょうか。

 

どんな仕事であっても、

人に喜んでいただける仕事には価値があります。

 

料理人は、おいしい料理で人を笑顔にします。

職人は、良い製品で人の暮らしを支えます。

先生は、学びを通して未来を育てます。

医師や看護師は、人の命を守ります。

会社員も経営者も、自分の仕事を通して誰かの役に立っています。

 

人を幸せにする仕事には、

自然と人が集まります。信用が生まれます。

そして、その結果として豊かさも生まれてくるのです。

 

だからこそ、

弁財天は「財運の神様」と呼ばれるようになったのかもしれません。

 

豊かさとは、お金だけではありません。

 

知恵も財産です。

経験も財産です。

人とのご縁も財産です。

そして、人を思いやる心こそ、

何ものにも代えがたい財産ではないでしょうか。

 

弁財天は、そのことを静かに教えてくださっています。

 

お寺や神社で弁財天を見かけたら、ぜひ琵琶にも目を向けてみてください。

 

そこには、

「あなたに与えられた才能を、人のために生かしてください。」

そんな優しいメッセージが込められているように思えます。

 

さて、七福神には、まだ長寿を象徴する神様がおられます。

 

長い白いひげをたくわえ、杖を持ち、

穏やかな笑顔で人々を見守る「福禄寿」です。

 

では、福禄寿が教えてくれる「本当の長寿」とは、

単に長生きすることなのでしょうか???。

 

 

この話は

明日へ続く、、、。

 

高光産業株式会社 公式サイト

https://takamitsu.com/

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