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社長&顧問ブログ

2021.9.19

いつの時代も庶民はしたたか??

高光産業株式会社 妹尾八郎です

昨日からの続きです。

 

昨日までは 色々話が逸れていますが

共通して行っていることは

新しい情報はそれを分析して ただ見ているだけではなく

分析した結果 どのように対応していくのか?

今まで通りで済むなら それに越したことはありませんが

時代の流れを読み間違えると それこそ手遅れになってしまうのです。

 

これは 江戸時代もそうでしたし

太平洋戦争の時もそうでした

そして IT時代になって 一層顕著になりましたし

コロナ禍においては 生活様式が一変してしまっています。

 

流れを読んで素早く対応する事が必要なのです。

 

それで 前回までの話を振る返って見て

OA機器メーカーの話から

NPS生産方式を突き付けられた我が社の方針転換の話に進展しなければなりませんでしたが

何故か 黒船に拘ってしまっていて

一向に話が前に進んでいませんね

 

それで 今日の話はと言いますと

何とか黒船退治をしたいと考えた 幕府がとった驚くべき行動の話となるのです。

 

江戸幕府の閣僚と諸大名は江戸城に連日出勤して対応策や作戦などを会議します。

 

その中のひとつに「スイカ売り作戦」というものがありました。

 

黒船の戦力は圧倒的なので奇襲戦法をとるしか勝ち目がないと考えついたその詳細は

「武士がスイカ売りに扮して黒船に乗船し、

お金を受け取るフリをしてペリーに斬りかかる」

というものでした。

 

しかし、

この作戦は日本の船が小さすぎて黒船にスイカを搬入できないだろうという意見と、

そもそも支払いをするのはペリーではないのでは?

という意見があったため、却下されました。

 

これと似たような話に

江戸の有名料亭の職人を用意して 黒船上で 大宴会を開催して

相手が酔っ払った隙に切り殺すと言う意見まであったのです。

 

これらの 話を今の時代の我々が聞けば 何と馬鹿なと思うでしょうが

当時はこれが必死で考えて出た案だったのです。

 

しかし 庶民と言うのはいつの時代も賢く生きるもので

 

見物客が多いので

そこで 屋台を出したり 双眼鏡の販売までしていて大金を稼いだと言う

強者もいたそうです。

 

役人の知恵より庶民の方が柔軟な発想ができるのは

今も昔も変わらないのでしょうね

 

そして

 

この黒船 この後どうなったのか??

もう少し 黒船話に

お付き合いください

 

明日へ

続く、、。

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