EXECUTIVE BLOG
2023.5.5
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日は 博多どんたくの起源の話でした
しかし どんたくは オランダ語のドンターク と言う 休日と言う言葉が
元になったと言う事は知りませんでした。
また 半ドンのドンは このドンタークから来てたのです。
私の学生時代や 社会人になった頃は 土曜日は半ドンでした。
昼には 学校も仕事も終わるのが嬉しくて嬉しくてたまらなかった事を
思い出します。
いつの間にか 土曜休みが当たり前になっていますが
最初の頃はどうだったのか?? なんて忘れてしまいましたね。
で このどんたくの事で 疑問が湧くことがあります
昨日 どんたくの起源が
1179年に行われた「松ばやし」が起源と書きましたが、
松ばやし って 正月の行事では?? と思うのです
それが 何故 5月3日4日なのか?? など 考えた事もありませんでした。
又
どんたくを見た方は分かると思いますが
何故か しゃもじを叩いて歩いている姿を目にすると思います。
しゃもじと言えば 先日 岸田総理が ウクライナへ 必勝の文字が書かれた
しゃもじをお土産として持って行かれました
しゃもじは広島の郷土土産と言われていました
となると 何故 博多で しゃもじを叩くのか??
ですが
そこには意外な理由があるのです
有力説は2つあるのですが、
いずれもそれほど凄い意味がある雰囲気ではないのが、逆に凄いのです。
その一つ目が
夕飯の支度中の奥さんが参加した説なのです。
夕飯支度中の奥さんが祭囃子のにぎやかさに浮かれてどんたく隊にくわわり、
しゃもじ片手に音を鳴らしていたのが始まりでそれが広がっていったという説です。
二つ目が
楽器代わりにしゃもじ説です
一般庶民のお祭りであるどんたく祭りですが、トランペットなどの楽器はやはり高価なものでした。
だからしゃもじや鍋で代わりにしてしまった説です。
楽器が高いというところまではわかりますが
それを調理器具で代用するというおおらかさというのは
今の世の中ではあり得ませんね。
いずれの説も
宗教的な歴史や伝統といった強い力のある雰囲気のものではなく、
むしろ生活感にあふれる素朴な始まりで、気が抜けるような、
しかしどこか心温まる由来だと感じます。
で 次なる疑問は
どんたくにも出て来る
神様の話です
しかし その違いが分かりません
それは???