EXECUTIVE BLOG
2021.5.29
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは
専門学校の卒業式で 名誉理事長が話を始めた瞬間から
それまで ざわついていた会場が 本当に潮が引くように
静まり返って行った事に驚かされ
更に それから話をされた内容に 一同が感激をして 涙まで流してしまったと言う
話でした。
心を打つ話は本当に感動して涙してしまうものです。
今日はその話の内容に続かなければなりませんが
又 ここで話が逸れてしまいますが
感動と言えば 私が見た映画で 思わず涙してしまった映画の話について
触れたいと思います。
感動の映画で思わず涙する作品はこれまでに幾つかありましたが
その時私がその映画を見るきっかけとなった出来事があり
それで 本当にそんな事があるのかと思い確かめる為に映画を見た時の話になります。
この映画は 多くの方も観られたと思いますが
浅田次郎原作の ぽっぽや と言う映画です。
高倉健さんが主演の映画は感動モノが多いのですが この映画も感動しました。
で 何故この映画を見ることになったのか?と言う話ですが
ある時 テレビを見ていた時に
タレントがぽっぽやの話をしていたのを何気なく見ていたのです
その時の内容が
ぽっぽやの 本は読むと必ず泣く箇所が出て来ると言うのです。
それは 読み始めて26ページ目になるとグッときて思わず泣いてしまうのだと言うのです
そして そのタレントが言うには ある日 街のカフェで 一人のサングラスをかけたいかにもガラの悪そうな男が 一冊の本を読んでいたそうです
そして何気なく本のタイトルを見ると それが ぽっぽや だったのです。
タレントはは26ページ目で必ず泣くと後輩に話を伝えて 後ろに回って 今 何ページを
見ているか見て来いと指示するのです
それで 後輩が気づかれないようにそのガラの悪い男の背後に回って その時点での
ページをチェックして 先輩タレントのところに帰り
今 20ページを読んでいますと報告するのです
あと6ページで問題のページになるので 反対側からじっとページをめくるのを
チェックしたのです
24ページ 25ページと ページが進み
いよいよ 問題の26ページめに入り そこで タレントたちは息を飲んで見守っていたところ
突然 ガラの悪い男の手が止まり その手をサングラスに当て持ち上げ 片方の手で ハンカチを目頭にあてたのです
あきらかに涙した瞬間だったのです
と 言うような話を見て
26ページ目で 突然涙すること等あるのかと思い
単純だった私はすぐにその ぽっぽや の本を買いに行ったのでした。
そして これを 一人で読むのではつまらないので
4人ほど仲間を集めて その前で 先ほどの説明をしたうえで 私が朗読を
開始したのです
最初は 夕張かどこかの雪深い景色がどうのこうのと言う内容で
単に汽車が 寂しい駅を行ったり来たりしていくような内容でしたので
何故これが 泣きたくなるような内容なのかは 暫く理解できませんでした
そして 朗読を続けて 24ページあたりまで来ても まったく ぐっとこみ上げる
予感すらしない内容でしたので 本当にあと2ページで号泣するのかなと
思いながら,期待もしながら25ページ目に突入するのですが
何もその気配がないまま いよいよ26ページ目に入ったのです
全くその予兆もないまま 26ページに入り最初の数行を読んでも何も感じないので
先日のテレビの話は ヤラセの作り話だったのではと思いながらも
次への行へと移って行ったのです
朗読は声を出して読むのですが 当然声に出す前に目から文章が最初に入ってきます
そして 26ページの半分くらいの行が過ぎて 次の行に移って
声を出そうとした一瞬前に
目でそこの文章を見て頭に入るのですが
その瞬間 本当にその瞬間
その次の言葉が詰まって声が出て来なくなってしまったのです
エッと驚く展開になるのですが まだ声に出してないので
周りで聞いていた友人たちは 私の異変に驚き
なんで さっと続きを読めないのだ??と言うような呆れた目で私を
みるのですが その感動のあまり声が出なくなってしまったのです
そして その本を隣にいた友人に手渡して君が代わりに朗読をしろと言う感じで
手渡すと
かれも 又一瞬にマジックにでもかかったように声を詰まらせてしまったのです。
浅田次郎と言う作者のなせる業なのか? この内容がそうさせたのか? 分かりませんが
その内容とは何か???
もしかしたらまだ読まれていない方もいるかもしれませんので
ここから先は自分の目で
確かめてください。
そして後日 高倉健主演の映画を見ても同じような感動が来るのか?
を知りたくなり
早速映画館に足を運んだのでした
入れ替え制で 私が行った時は まだ前の時間帯が終わっておらず
その入り口で
入れ替えを待っていたのです。
やがて 終了時間となり 中から 観客が出てきたのですが
その姿を見て これまたアッと驚いたのでした
それがどんな姿だったのか???
それは
明日に続く、、、。