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社長&顧問ブログ

2026.8.8

わっしょい

高光産業株式会社

妹尾八郎です

 

昨日は、

「なぜ神輿は大勢で担ぐのでしょうか」という話でした。

 

神輿は一人では担げません。

だからこそ、多くの人が肩を寄せ合い、

息を合わせ、一歩一歩進んでいきます。

 

その姿は、「人は支え合って生きる」という、

日本人が昔から大切にしてきた心そのものでした。

 

さて、その神輿を担ぐ時、必ず聞こえてくる掛け声があります。

「わっしょい! わっしょい!」

一度は耳にされたことがあると思います。

 

しかし、この「わっしょい」という言葉には、

どのような意味があるのでしょうか????。

 

実は、その語源については、今もはっきりとは分かっていません。

古くからさまざまな説が伝えられています。

 

その中でも、よく知られているのが、

「和を背負う」という説です。

 

神輿は、一人では担ぐことができません。

何十人、何百人もの人が力を合わせて初めて前へ進みます。

そこには、互いを思いやる心が必要です。

 

歩幅を合わせること。声を掛け合うこと。疲れた人がいれば肩を代わること。

その姿こそ、「和」の心そのものです。

 

だから、

「和を背負う」。

それが、いつしか「わっしょい」という掛け声になったと言われています。

 

もちろん、これは数ある説の一つです。

 

しかし私は、

この意味が日本人の心を最もよく表しているように思います。

 

神輿を見ていると、不思議なことがあります。

担いでいる人は皆、笑顔なのです。

肩は痛いでしょう。汗も流れます。決して楽ではありません。

それでも笑っています。

 

それは、一人で重いものを背負っているのではなく、

「みんなで一緒に担いでいる」からなのでしょう。

 

人生も同じではないでしょうか。

 

一人で抱え込めば、苦しみはどんどん重くなります。

しかし、

その思いを誰かと分かち合うと、不思議と心は軽くなります。

 

「大丈夫。」「一緒に頑張ろう。」「私も手伝うよ。」

そんな一言に、どれほど救われることでしょう。

 

私は、「わっしょい」という掛け声は、

単に神輿を持ち上げるための掛け声ではないと思っています。

 

あれは、

「みんなで心を一つにしよう。」

という合図だと思うのです。

 

声を合わせれば、心が合います。

心が合えば、歩幅も合います。

歩幅が合えば、神輿は安定して進みます。

 

会社も同じです。地域も同じです。

一人ひとりの力は決して大きくないかもしれません。

しかし、心が一つになれば、大きな力になります。

 

だから日本人は昔から、「和」を何よりも大切にしてきました。

競争することも必要です。努力することも大切です。

けれども、本当に大きな仕事は、一人では成し遂げられません。

 

仲間がいて。地域があって。支えてくださる人がいて。

初めて前へ進むことができるのです。

 

神輿は、そのことを何百年もの間、私たちに教え続けてきました。

 

それから

神輿には、日本最大級と呼ばれるものがあります。

 

例えば、

東京都の 富岡八幡宮 の「一の宮神輿」は、

その大きさと重さで広く知られています。

また、

浅草神社 の三社祭では、豪快な神輿渡御が多くの人を魅了しています。

 

どちらも壮大なお祭りです。

しかし、本当に日本一なのは、神輿の大きさではありません。

 

何百年もの間、人と人との絆を守り続けてきた、その心ではないでしょうか。

 

「わっしょい。」その一声には、

「力を合わせよう。」「助け合おう。」「喜びを分かち合おう。」

そんな日本人の願いが込められているように思えてならないのです。

 

次にお祭りで神輿をご覧になることがありましたら、

ぜひその掛け声にも耳を澄ませてみてください。

 

そこには、千年以上受け継がれてきた、日本人の温かな「和の心」が、

今も力強く息づいている事を感じると思います。

 

そして、その心は、これからも世代を超えて受け継がれていくことでしょう。

 

人は、一人で生きるより、支え合って生きるほうが幸せになれる。

 

神輿は今日も、

静かに、そして力強く、そのことを私たちに教え続けているのだと思います。

 

高光産業株式会社 公式サイト

https://takamitsu.com/

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