EXECUTIVE BLOG

社長&顧問ブログ

2021.6.3

オランダの英雄ハンス少年

 

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

昨日からの続きです。

 

 

昨日までは 感動の話から ハウステンボスの話になってしまい

オランダ人が ハウステンボスを訪問した時に

オランダそっくりに作ったはずのハウステンボスを見て

これは違う と言ったと言う話でした。

 

今日は 延び延びになっている卒業式の話の感動話に戻る予定でしたが

オランダの話と言えばという事から

色々思い出す事があり それを忘れないうちに書こうと思います。

 

他にも 映画「ぽっぽや」を見て感動したので ロケ地に行ってみたと言う話も

ありますが

 

とりあえず今日は オランダの話です

 

秋田県にある八郎潟と オランダも少なからず縁があるようなのですが

これも話が長くなりそうなので後日と言うことにします。

 

今日の話は もしかしたら小学生の時に 教科書で習った事があるかもしれませんが

随分前の話なので かすかな記憶しか残ってませんが

オランダを救った少年ハンスの物語です。

この物語も感動モノで涙なくしては語れないです。

 

ご承知の通りオランダという国は海面よりも低い陸地が多いので、

海岸には大きな堤防を築き、所々水門を作って番人をおいて海水が流れ込まないように見張りをさせているのです。

 

 

その堤防を監督している役人の息子ハンスは、いつも自分の父親から

 

「わたしの仕事は本当に大切な役目だ。この堤防が蟻の穴ほど崩れても、

オランダ中が水浸しになって大被害になるかもしれないのだ」

と言っていたのをいつも聞かされていました。

 

 

雨の日も、風の日にも、いやそういう日こそ、

お父さんが緊張して家を出ていくのを見て育ったのです。

 

 

ある日ハンスが隣村を訪ねて帰る途中、天気が悪くなり、海が荒れ出しました。

恐ろしい大波が押し寄せて来ては地響きを立てて堤防にぶつかったのです。

 

その時、ハンスがふと堤防の内側を見ると、一箇所水が流れている所を見つけたのです。

 

ハンスはその時

「これは大変だ。早くお父さんに知らせよう」と思って、

それまでの処置にと、泥を詰めたり、石を置いたりしましたが、

水の流れは強く、周りが崩れて穴が大きくなり、ますます激しく水が噴出してきたのです。

ハンスは驚いて手で押さえてみると、ズルズル肩まで入っていまいました。

しかし、それが幸いして水が止まったのです。

 

それでハンスは腕を抜くことが出来なくなりました。

抜けば大水が流れ出してくるからです。

そのままの姿勢でハンスは人々の通るのを待ちました。

 

しかし、そんな天気ですから誰も通りません。

その内、雨も激しく降り出し 日も暮れてしまったのです。

彼は「お父さん、お母さん」と声の限り叫びましたが、

嵐の中でその声はかき消されてしまいます。

ハンスの腕は冷たくしびれて、感覚も無くなってきました。

しかし、

「この腕を抜いたら、町も村もオランダ中に洪水が起こってしまう」

と考えて、泣きながら、そのまま堤防を守っていました。

 

翌朝、嵐が収まり人々が堤防の様子を見に来た時に、

下の方に倒れているハンスを見つけて大騒ぎになりました。

 

ハンスは気を失っていましたが、その腕はしっかりと堤防の穴に差し込まれて水の浸入を防いでいました。

 

この少年が自分の腕を使って命がけでオランダを救ったと言う話です。

 

この話も本当に感動してしまいます

無責任な人が多い時代だけにこういう話に感動してしまうのですね、

 

明日は 日本の八郎潟とオランダが関係する話になるのか

 

それとも ぽっぽや のロケ地の話になるのか????

 

それは、

 

明日に続く、、、、。

高光産業株式会社 公式サイト

https://takamitsu.com/

 

高光産業株式会社 妹尾八郎監修の書籍

 

高光産業株式会社 妹尾八郎監修の書籍(Amzon)