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2025.3.19
高光産業株式会社
妹尾八郎です。
昨日までは 二人のマリアについての話しでした。
何度も書いていますが 私が通った高校は キリスト教系の学校でした。
ただし カトリックではなく プロテスタント系だったのです この違いについても
後に書きますが
カトリックの教会に行きますと プロテスタントの教会よりなにか厳かな雰囲気がします
そして 必ずと言って良いほど マリア様の像や絵画が飾られています。
知らない人がみたら キリスト教ではなくマリア教と思うのではないでしょうか?
私自身 高校時代にはずっと不思議に感じていました、、、
今日は その話しに進みます、、、、、、。
カトリック教義では、マリアは「神の母」とされています。
この称号は、431年のエフェソス公会議で正式に定められたのです。
イエス・キリストは完全な神であり、完全な人間であるとされるため、
マリアは単なる「預言者の母」ではなく、
「神を生んだ母」として特別な存在と考えらるようになったのです。
この教義は、キリストの神性と人性の両方を強調するためにも重要です。
もしマリアを単なる「キリストの母」と捉えるならば、
イエスの神性が弱まってしまう可能性がある事になってしまいます。
そのため、
マリアを「神の母」として崇めることは、
キリスト教の基本的な信仰を守るために不可欠な事にしたのです。
マリアは「無原罪の御宿り」として生まれながらにして原罪を持たないとされています。
この教義は1854年に教皇ピウス9世によって正式に宣言されているのです。
カトリックの考えでは、マリアがキリストの母となるために神によって特別に選ばれ、
清められた存在であることを示しているのです。
つまり、マリアは他の聖人とは異なり、原罪を持たない完全に清い存在であるため、
キリストの誕生にふさわしい人物だったと言う事になるのです。
この信念は、
カトリック信者にとってマリアへの崇敬を深める要因となっています。
カトリックでは、
マリアは神と人類を結びつける「仲介者」としての役割を果たすとされていて、
この考えの根拠は、ヨハネによる福音書の「カナの婚宴」にあります。
この物語では、
ワインが尽きた結婚式の場でマリアがイエスに助けを求め、
それをきっかけにイエスが最初の奇跡を行いました。
カトリックでは、このエピソードを
「マリアが人々の願いをイエスに取り次ぐことができる証拠」と解釈しています。
そのため、
信者たちはマリアを通してイエスに祈るという伝統が根付いているのです。
カトリックでは、聖人に祈りを捧げ、その執り成しを求める習慣があります。
その中でもマリアは「最も力強い執り成し手」とされているのです。
母としての愛と神への完全な服従により、
マリアはイエスに最も近い存在と考えられています。
そのため、マリアを通じて神に祈ることは、
私は不思議に思うのですが、
直接祈るよりもより強い効果があると信じられているのです。
歴史的に、
カトリックが広まる過程でマリア信仰は特に庶民の間で根強いものとなりました。
中世ヨーロッパでは、神の正義が非常に厳格に捉えられる一方で、
マリアは慈愛に満ちた母として信者にとって救いの象徴となっていきました。
また、ロザリオの祈りや聖母マリアの祝日が制定されることで、
マリア崇敬がさらに強まっていきました。
カトリックには、マリアが信者の前に現れる「顕現」の伝説が多く存在します。
特に有名なのは、フランス・ルルド(1858年)、ポルトガル・ファティマ(1917年)、メキシコ・グアダルーペ(1531年)です。
これらは テレビでも良く取り上げられているので ご存知の方も多いかもしれんませんが、
ルルドでは少女ベルナデッタの前にマリアが現れ、
「私は無原罪の御宿りです」と語ったとされています。
ファティマでは三人の羊飼いの子供たちの前に現れ、世界平和と回心を呼びかけました。
グアダルーペでは、インディヘナのフアン・ディエゴの前に現れ、
奇跡の布を残したと伝えられています。
こうした顕現の報告により、マリア信仰は世界中で広まり、
今でも多くの巡礼者が聖地を訪れていますね。
一方のプロテスタントでは、マリアの役割はあまり強調されず、
「信仰の中心はイエス・キリストであるべき」との考えが重視されます。
しかし、
カトリックでは「イエスへの最良の道としてマリアが存在する」とされ、
彼女を尊敬し、彼女を通じて神に近づくことが何故か推奨されてきているのです。
この違いは、聖書解釈や教会の伝統に基づくものであり、
カトリックとプロテスタントの神学的な違いの一つといえます。
カトリックにおいて、マリアが強調されるのは、キリストを否定するものではなく、
むしろ彼をより深く理解し、信仰を深めるための存在だからです。
キリストの母としての
特別な役割、神への従順、そして慈愛に満ちた執り成し手としての姿勢が、
信者にとって非常に親しみやすく、心の支えとなってきたため、
結果としてマリアへの崇敬が広がったと考えられます。
これが、カトリックにおける聖母マリアの重要性の背景となっていると
考えられます。
一方のプロテスタントは、、、、、
の話は、、
明日へ続く、、、。