EXECUTIVE BLOG
2024.5.23
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは アメリカ大陸発見者のアメリゴと ゴロンブスの話でした。
米国では アメリカと呼ばれていますが 祝日はコロンブスデイになっている所が
面白ですね、、。
コロンブスと言えば「コロンブスの卵」と言う言葉があります。
これは、どんなに素晴らしいアイデアや発見も、
ひとたび衆目に触れた後には非常に単純あるいは簡単に見えることを指す成句です。
この言葉は、独創性を議論するときによく引用されています。
私も ビジネスモデル特許を複数取得していますが
殆どの場合 そんなの誰でも思いつきますよ と言われています。
が このコロンブスの卵の話は どこから生まれたのかの話です、、。
世界の海を冒険していた探検家のコロンブスは、長旅の末にようやくアメリカ大陸を発見して母国に帰りました。
彼の偉業には後ろ盾だった人たちも大変喜びました。
しかし、その一方で、大陸発見の祝賀会に参加した1人の貴族が
「海を西へ西へと航海して陸地を発見しただけのことがそれほどの手柄なのか」
と皮肉ったそうです。
それに対してコロンブスは反論もせず、
「この卵を卓上に立ててみてもらえませんか」と、
周囲の人々も巻き込んで卓上に卵を立てるように提案しました。
しかし、結局は1人として卵を立たせることはできません。
そんな中、コロンブスは卵の尻を潰して立てて見せてこう言い放ったのです。
「人がやったことの後では造作もないことです」
この逸話から、誰もができそうなことでも
最初にやることはとても難しいということを指して「コロンブスの卵」と
表現するようになったと言わているのが通説です、、
が 本当にそうなのか???
「コロンブスの卵」の話、
実はこれは違う人物の逸話なのでは?ともいわれます。
この逸話はイタリアのベンゾーニという人物がコロンブスの偉業を脚色するために書いた作り話という説があるそうです。
コロンブスと同時代に活躍したイタリアの建築家、フィリッポ・ブルネレスキという人物が本来の逸話の持ち主だと言われています。
彼はある教会を建設する際、図面も模型も見せずに「私に任せてください」と提案したが、他の建築家たちがそれに猛反発しました。
そこで彼は「大理石の上に卵を立てた人に任せてはどうか」と提案したのです。
結局、全員立てられなかったのですが、
ブルネレスキは卵の底を潰して立ててみせたそうです。
当然批判はされたものの「最初にやるのは難しい」「もし図面や模型を見せていたらあなたたちは真似をしたでしょ」とブルネレスキは言い返したそうです。
この話が 本当だと言う説が強いようです、、、。
これらの話が 何故日本人である我々が知っているのか???
の話は
明日へ続く、、、。