EXECUTIVE BLOG
2024.10.25
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは
箱根駅伝の話でした。
昭和31年から 今のような形になったようですが
選手は 順位も大事ですが それ以上に大事なのが 襷を繋ぐことなのです。
一年間仲間と必死に練習を重ね 選手に選ばれた人は 次に無事襷を繋ぐことを
考えて必死に走るのですが
交通事情の関係もあり 時間内に襷を繋げなかったチームには繰り上げスターと
いうルールの為に 規定時間に遅れてしまった場合は
襷を渡す相手は 既に繰り上げスタートされてしまっていて 繋ぐ事が出来なくなってしまうのです。
かなり遅れた場合は仕方ないにしろ もう目の前に見えているのに
数秒の差で繋げなかった時の選手の心中は如何ほどかと思ってしまいます
決して その選手のせいではないのですが 本人は責任感を感じてしまうのでしょうね
それを糧にして翌年に頑張ってもらいたいのですが
このように 毎年悲喜こもごも色々な事が起きるのが箱根駅伝なので
ずっと人気があるのでしょうね、
で この箱根駅伝には
もう一つの箱根駅伝と言われている駅伝がある事をご存知の方は少ないかと思います。
実は
本大会が終わった後にも、もう一つの箱根駅伝と呼ばれているイベントがあります。
これは、通称ゴミ拾い駅伝とも呼ばれ、一般の参加者や選手たちが、
ゴムを拾いながら駅伝と同じコースを歩くのです。
駅伝と同じく2日間ににかけて行われ、一日目は大手町から平塚、
二日目は平塚から箱根までの区間で行われています。
このイベントの特徴は、
ただゴミを拾うだけでなく駅伝さながらのチーム対抗戦になっていることです。
ゴミ袋1袋につき10ポイントが計上され、
ゴールに到着したタイムによりポイントが加算されるのです。
最後にゴール地点に到着したチームを基準として、1分ごとに1ポイントを獲得できます。つまり、最後のチームより10分早くゴールできれば10ポイント、
30分早くゴールできたら30ポイントが加算されるというわけです。
最初は大学のみが参加していましたが、現在では一般参加も可能になりました。
ウォーキング感覚で参加できることから、
駅伝に参加できない一般の方や女性からも人気のイベントになっているようです。
歴史ある大会だからこそ、その伝統が失われないためにも、このような配慮がなされているんですね。
この「ゴミ拾い駅伝」は、
ゴミを拾いながら襷を繋ぐ駅伝形式の新しいスポーツカルチャーですが、
当初は東京箱根間100㎞圏内だけだったのが、
その後、東海道500km圏内、五街道にまで拡大しているそうです。
「ロンドン国際ごみ拾い駅伝」というのも行われていたようです
普通では思いつかない事でしょうが
このようなカルチャーも発展させていく事は良い事ではと思ってしまいますね、、
ところで 箱根駅伝は アメリカ横断駅伝の予選会の為に企画されたのが
最初だったと言う事を先のブログで書きましたが
箱根でなければならなかった意味があるのでしょうか??
それは????
明日に続く、、、。