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社長&顧問ブログ

2023.12.4

サッカー戦争

 

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです。

 

昨日までは オリンピックの話から

オリンピックは平和の祭典と言われるのは何故???という話でした。

 

そのそもが軍事の練度を図るのが目的だったわけですから

本当の意味での 平和に繋がるのか?? と思ってしまいます。

 

スポーツと言えば 世界的に有名なのが サッカーですね

日本では 野球の方が人気があるきがしますが

世界でみると 圧倒的にサッカーファンが多いのです。

 

ワールドカップサッカーをみているとそれがよく分かります。

 

サッカーもスポーツだと言うのは当然で サッカーを通じで世界平和に貢献できるのです。

 

しかし 過去に サッカーが原因で 戦争にまで発展したことがあります。

 

これを サッカー戦争と呼ばれています

 

平和を守るためのスポーツが 逆に戦争にまで発展してしまったのです

 

応援に熱が入り過ぎて 愛国心に火が付き

1969年、中米のホンジュラスとエルサルバドルが隣国同士で6日間の戦闘を繰り広げ、5000人以上が死亡したとされる戦争が実際におきています

これを通称サッカー戦争と呼んでいるんです。

 

 

このサッカー戦争からは

政治とスポーツの関係について議論する際のいい例だと思います、

この戦争は元々あった両国の対立がサッカーの試合つまりスポーツによって激化したため起こった戦争なのです。

政治とスポーツは今や密接に繋がっていますね

政治的背景を基に スポーツ大会に不参加とか 参加拒否とかも繰り返されています。

 

政治とスポーツが密接に結びついてしまったのは

スポーツを政治利用する政治家の責任でもあり、

それを許したIOCなどの開催側の問題でもあると思います。

 

元々オリンピックなど国を超えたスポーツの試合は

国と関係なく青年などがスポーツを通じて交流する場として設けられました、

しかし時代が経つにつれて政治家は

自国民の選手の活躍を誉めることで国民の団結を促し支持率を上げようとし、

マスコミは商業的な理由からやはり自国の選手の活躍を煽り立てるような報道をし、

IOCなどの主催者側はそうした方が盛り上がり収益が得られるからとこれらの事態を黙認し、我々観客はただ流されるままに自国の選手を応援し続けています。

 

しかし試合を見ていますとどうしても日本と他の国の選手あるいは団体が戦った場合

日本の方を応援してしまいます。

 

しかしそもそもこうしたスポーツというのは

選手自身が活躍するものであり、彼らがどこの国に所属しているかなんて本当は全く関係なく、ましてや国別にメダルの獲得数を争うことや良い成績を残した人をまるで国家の英雄のように扱うなんていうのは甚だおかしいことなのではとも思ってしまいます。

 

世界的なスポーツ大会はナショナリズムの高揚に利用されているのではとも

思えてきます。

 

恐ろしいのはスポーツで高まったナショナリズムが実際に外交の場で使われてしまう事です。

これが原因でサッカー戦争が起きたと言われています。

 

一度実際に起こったと言う言うことは今後も同様のことが起こる可能性があるとも

考えられます。

 

二度とサッカー戦争のようなことが起こらない様ただ祈るのみです。

 

この事から 私が思うのは 日本式スポーツにしたらよいと考えるのです

日本型スポーツと言っても良いかもしれません

 

スポーツのルールーを変える必要はないのです

 

それが 昨日書いた 日本の武道は 「礼に始まり礼に終わる」この精神を

どのスポーツにも取り入れたら良いのにと思ってしまうのです

 

ラグビーの事はよくわかりませんが 試合終了の事を ゲームセットとは言わずに

ノーサイド と言っているのも 平和を意識して生まれた言葉なのかもしれません。

 

では

日本の武道は何故 礼に始まり礼で終わるのか????

 

それは????

 

明日に続く、、、。

高光産業株式会社 公式サイト

https://takamitsu.com/

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