EXECUTIVE BLOG
2024.7.5
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは 記念日の話でした
7月4日は アメリカ合衆国の独立の日ですね
時差があるので 日本では5日でしょうか?
しかし シーザーサラダが アメリカ独立の日に出来たとは考えてみた事もありませんでしたね、
ジュリアスシーザーが由来だとばかり思ってました。
シーザーはシーザーでもメキシコのイタリアの方の名前がたまたま シーザーさんで
有りものでサラダを作った事から シーザーサラダになったと分かると
何か拍子抜けしてしまいます。
しかし ここで改めて思ったのが
シーザーの名前は知ってましたが ジュリアスシーザーって 誰と? 考えても
名前は聞いた事がある程度でしたが なんで覚えていたのか忘れていました。
『ジュリアス・シーザー』は、
ウィリアム・シェイクスピアによって書かれた政治劇・悲劇でしたね、、
昔この劇を見た事があるのを思い出しました。
内容としては
ローマの独裁官ガイウス・ユリウス・カエサルに対する陰謀・暗殺と
その死の余波が描かれているのです。
ただし、この劇においてシーザーは中心的人物ではなかったのです。
3場面に登場するに過ぎず、第3幕の始めに死んでしまうのですから、、、、
この劇の主人公はマーカス・ブルータスであり、
彼の名誉欲・愛国心・友情の間の葛藤が描かれている劇だったのです。
ただ 歴史上実在の人物であった事には間違いありません、、。
彼の活躍した時期は紀元前1世紀のローマで、広大な領土を持っていましたが、
内戦により荒れ果てていた時代でもあります。
その時代を利用するように多くの野心家が登場し、
それぞれが権力を巡って内戦を繰り返していた時代です。
この内戦の時代で台頭した英雄がカエサル(シーザー)だったのです。
多分 高校時代に世界史では習っていたはずですが
すっかり忘れてしまっていますが
彼の名言のいくつかは覚えています。
その一つが
「来た、見た、勝った」です。
ゼラの戦いに勝ったカエサルがローマにいるガイウス・マティウスに手紙で報告した際の言葉ですね。
なお、古典ラテン語で「Veni, Vidi, Vici」と書いてありました。
次が
「賽は投げられた」です。 聞いた事はあるかと思います。
この言葉は、ポンペイウスと対立し、イタリアのルビコン川を渡る際に放ったと言われる言葉です。
当時は、軍を率いてルビコン川を渡ることは法によって禁じられていました。
賽(さい)とはサイコロのことであり、
一度投げたサイコロはやり直しがきかないことから
「行動した今は断行あるのみ」という意味だと言われています。
もう一つ 多分耳にした言葉として
「ブルータス、お前もか」がありますね、、
これは
暗殺されたときの最後の言葉とされている非常に有名な言葉です。
どういう状況でこの言葉を発したのかにも興味が湧きます
又 ルビコン川を渡ると言う言葉から
太平洋戦争時における 牟田口廉也を思い出します
この人は 最低の将軍とも言われていますが
これらの話は
明日に続く、、、。