EXECUTIVE BLOG
2024.2.2
高光産業株式会社 妹尾八郎です
昨日からの続きです。
昨日までは ギャングの話から
京都大学アメリカンフットボールチームの
京都大学ギャングスターズの話になっていました。
国立難関校でありながら 日本一を何度も獲得している アメリカンフットボール
強豪校ですが
最近は 成績があまりよくないみたいです
それでも どうやって優秀な選手を集めているのか?が昨日の話でした
次は 入部してからの話になります。
優秀な選手を集めても きちんとやる気を出して 又体力的に私立大学の選手より
劣るのをどのようにカバーして行くのかは 昨日書いたように 物理学の理論迄持ち出して相手へのタックルなどを計算しているのには驚きました
体育会は 先輩後輩の関係が厳しいので 合宿がきつくて退部する人も多いと聞いていますが この辺りも 京都大学は ユニークな方法をとっているようです。
通常、雑用は新入部員が行うのが部活動の基と考えられています。
しかし、京都大学ギャングスターズの場合は、一風変わったルールで行われています。
1年生は、まずアメフトの楽しさを知ってもらうため、
雑用をさせられないことで有名なのです。
そして、上級生からの不満も出ないように、コーチや監督、主将が率先して雑用を行っていると言われています。
雑用がつらくてやめてしまうという人も多いので、
こういったアイディアは非常に面白く有効なんだと感心してしまいます。
やはり 他と同じことをしていたのでは勝てませんからね
昨日も書きましたが 太平洋戦争では 情報戦では日本が負けていたのですが
米国の特徴は徹底して情報を分析して 作戦を立てていると思います。
アメリカンフットボールのルール自体を私は詳しくはありませんが
コーチが無線機をもって何やら指示しているシーンをよく見かけます
これは 選手側のヘルメットに受信機が内蔵されていて そこで指示を受けて
プレーしているそうです。
多分 ITも駆使して 敵の弱点を素早く分析して そこから最適なフォーメーションを
組み立ててプレーしているのでしょう
単に 精神論で戦っていた日本とは大違いだなと思ってしまいます
いつも ここのブログでも書いていますが
大切なのは 情報収集と分析 そして それをどのように伝えるかが大事だと
思うのですが
アメリカンフットボールは見事にこれ抑えているスポーツだと思います。
こんな スポーツが日本に来た時、日本人はどう思ったのでしょう?
京都大学にアメリカンフットボール部が出来たのが 昭和22年です
太平洋戦争直後ですね、
多くの学生が 学徒動員とかで戦地で闘っていましたが
彼らが 復学したころです。
多くの学生は戦時教育で 日本の精神論を叩き込まれていたわけで
アメリカ人は皆臆病者だとも教え込まれていたのに 徹底的にやられてしまったのです
そんな学生が このスポーツを知って こりゃ日本は負けるな と思ったそうです
そう思った学生が 京都大学にアメリカンフットボール部を作るのですが
その創立に関わったのがあの人なんです
その人とは
意外に意外です
の話は
明日に続く、、、。