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社長&顧問ブログ

2023.4.2

トルコの恩返し

 

 

高光産業株式会社 妹尾八郎です

 

昨日からの続きです。

 

昨日までは トルコが親日国のきっかけとなる海難事故の話でした。

その事がきっかけに

トルコの人達は日本人の事を恩人と思っているわけですが

 

この恩返しともいえる行為が 比較的最近ありました。

 

それは、

イラン・イラク戦争の際、トルコ航空が日本人を救出したときの話です。

 

事件が起こったのは1985年のことでした。

当時イラクの大統領だったサダム・フセインは

「イラン上空を飛ぶ飛行機のすべてを48時間後に撃ち落とす」

という恐ろしい宣言をしたのです。

飛行機のすべてとは外国籍の旅客機も含まれるという事です。

 

イラク国内に滞在中のすべての外国人は帰国ができないことでパニックに陥りました。

このとき、多くの国では救援機を派遣して自国民の救出に当たったのです。

 

これは 自国の国民を守る義務がある政府としては当然の事でした。

 

ところが何という事か、

日本人だけがテヘラン空港に取り残されてしまったのです。

その理由は、

憲法違反を危惧した日本政府が、自衛隊機での救助に躊躇したからだったのです。

 

他国の人々は次々と自国の救援機により救出される中、

216名の日本人だけがテヘラン空港に取り残されてしまったのです。

自衛隊の飛行機では無理であれば 民間飛行機ではどうか?などの 愚かな議論を

重ねているうちにタイムリミットが近づいてしまったのです。

もはやこれまで 取り残された日本人はどうなるのか????と

日本中が固唾を飲んでいた時に、

 

1機の飛行機がテヘラン空港に日本人を救出するために降り立ったのです!

なんとそれはトルコ航空でした。

トルコもイラクに国民が残っていたにも関わらず、

自国民ではなく日本人の救出を優先したのです。

そして無事に日本へ脱出し、全員が無事に帰国を果たすことができたのでした。

 

このとき、イラク国内に残っていたトルコ人は500名で、

救援機に同乗することは無理だったのです。

残されたトルコ人はやむを得ず陸路で命からがらイラクを脱出しました。

自国民を置いて日本人を優先して救援することは、通常であれば非難の対象になります。

 

しかし、この行動は100年も前のエルトゥールル号での恩返だという事で非難する者はいなかったとされています。

 

この時の日本のメディアの多くは

日本が 沢山の援助金をトルコに支払っているから その見返りに

救援機をだした と 間違った報道をしていました。

それを見た 当時の駐日トルコ大使はこの報道に呆れて

後日トルコ航空が日本人を救出してくれた理由として、

「私たちはエルトゥールル号の借りを返しただけです」と当然の恩返しで

ある事の声明を発表しました。

 

本当に有難い話だと思います。

 

これからも 日本とトルコが末永く仲良くすることを

願いばかりですね、、

 

いったんは

トルコの話は終わりにして

 

海外にある日本人の銅像についての話になるのか???

 

それは

 

明日に続く、、、。

高光産業株式会社 公式サイト

https://takamitsu.com/

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